シンプルライフへの遠い道

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絶縁一周年

実親と絶縁して一年になりました。

先日、葬儀で再会し、向こうは絶縁しているとは思っていない、(せいぜい、私がすねている状態と言う認識?)と分かりましたが、そんなことは関係ありません。
(自分の要求に従わないなら)親の生死も分からないってことになる、と言ったのは父親ですから。
相手の生死も分からない状態を絶縁と言わずして、何と表現すればいいのか分かりません。


ハーバード大学の研究で、70年以上にわたり、ハーバードの卒業生と、貧困家庭の子供たちの追跡調査をした結果、幸福度を決めるのは富や名誉より、「人間関係」とありました。
「人間関係」と言っても、現在なら、ネット上のつながり、挨拶するだけの顔見知りから、何でも話せる親友や、助け合える人たち(日本だと主に血縁になるでしょうが)まで色々ですが、「いざと言うとき助けてもらえる関係があるか」も重要なのだそうです。
子どもがいる人の方が、現実どうかは別にして、老い先については安心感があるのでしょうね。


子どもの時から、いざというとき、親が味方になってくれる、守ってくれる、とは思えませんでした。
それどころか、嘲笑し、見捨てられる、と感じていました。
現実には助けてくれたことも沢山あるのですが・・・感覚としては、何か基準がある(違法行為の場合、他人の心身を傷つけた時は味方になってくれない、など)のではなく、親の気分次第。

こういう関係から遠ざかっても、痛手があるどころか、心の平安に一歩近づいた感じです。