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わんこ手術案再浮上

癌になってしまったわんこ。
今の体調では抗がん剤は無理、となり、ステロイドだけの治療をしています。(ステロイドでは癌は治りませんが、病巣が小さくなりました)

昨日、「手術を検討しますか?」と担当獣医さんから提案がありました。
抗がん剤も出来ない体調なので、いろいろ考えてくださったようです。

担当医が相談した癌に詳しい獣医さんは、「血液がんだから、手術は負担になるだけで意味がない」と言ったそうですが、うちのわんこの癌のタイプの場合は、病巣が一か所なら、手術で取って根治できる場合もあるそうです。(実際に猫ちゃんでそういう例があったそうです)
確かに、私が買った専門書でも、「病巣が一か所の子 7頭を手術して、4頭は根治した」という論文がある、とありました。
そもそも、症例が少なすぎて、信頼できるデータが(私が探せていないだけかもしれませんが)ない。
同じ「リンパ腫」でも、皮膚型は5%くらい、その中でT細胞性、上皮向性、口腔内・・・となると、1%未満なのではないかと思います。

わんこの病巣は2個あります。
細胞を取るにはわんこの苦痛が大きいからと、人でいうと唇に出来ている病巣は検査していませんでしたが、わんこには頑張ってもらって、ここからも細胞を取って検査に出すことにしました。
これが癌でなかったら、手術ができる体調か再検査して、OKなら手術をする方向で行くことにしました。
幸い、ステロイドで病巣が小さくなっているので、傷も小さくて済みそうです。
2個目の病巣が癌だったら、「すでに転移している」ということなので、手術はわんこが辛いだけだからやらないつもりです。

結果がどう転ぶかは分かりませんが、手術で治るかもしれない、と、少し光が見えました。