世の多数派からはみ出した人の生活や主張ってどんなだろう? と思って読みました。
私は貯金がないとすごく不安だし、生活レベルを落としたくないから、ニート生活は合わないな…と思いましたが、ベースの考え方は共感できることが多かったです。
金銭労働するのが苦にならない人が、「どんな仕事でも苦労やストレスはある」と言うのと、
対人関係に凄いストレスを感じる人が、日常のルーチンワークをこなすのに、生きるか死ぬかのストレス感じながらやっているところに、更に何かが乗っかって来たときに「しんどい」と言うのとでは、
同じ「苦労」「ストレス」と言っても、苦痛の度合いが違う。
今、常識とされていることも、せいぜい最近100年の間に出来たものが多い・・・などなど。
一定割合の人は、その時代の多数派になっている生き方・働き方になじめずはみ出してしまう。
どれも、そうだよな、と思います。
専業主婦バッシングも30年前にはほとんどなかったんじゃないのかなぁ。
この本を読んで強く思ったのは、私はもっとゆるく生きていいんじゃない? ということです。
何でもまじめに硬く考えてしまいますから。