シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

人は変わらない

転職や退職など「人生の節目」を経験しても、人は簡単には変わりません。

先日の以前の職場の納涼会。裏店長の健在ぶりに、「ふーっ」でした。
Sさんは不参加でした。
真偽は不明ですが、参加費がかかることが気に入らなかったそうです。

2月以降、パート先で退職した&するのは4人。
先に辞めたSさんと私は、退職の時にお花をいただきました。
後から辞める二人は、お花の代わりに、納涼会を無料(送別会扱い)にすることになっていたそうです。

納涼会のお誘いが来たとき、Sさんは裏店長に連絡して、裏店長は招待、自分は有料なことに不満を漏らしていたとか・・・その理由は、「お花代より宴会代の方が高い」。
裏店長はいつも話を盛るので、本当かは分かりません。
ただ、会費のことでもめたのは事実らしく、結局、「全員会費制」になったそうです。
                    ・・・幹事さんは、「あぁ、面倒くさい」と思ったことでしょう。
裏店長は、この話を宴会の席で大声で披露&Sさんの悪口大会をしていて、「相変わらずですね」でした。
久し振りなんだから、楽しい話だけすればいいのにな・・・。


旦那さんを亡くされた同僚。
裏店長のご近所らしく、「ベランダも片付いていたし、もう引っ越したに違いない」と力説していました。
ほかの同僚が、もう少ししたら引越しすると連絡が来ている話をしても、自説に固執
ご主人の思い出の多い自宅にいるのが辛くて、親戚や息子さんの家に滞在しているのかもしれないし、その”ベランダ”が本当は別のお宅かも知れないし・・・そもそも、裏店長は退職したんだから、同僚が引っ越そうが、数か月の休職後に復帰しようが、関係ないと思うのですが・・・。


とにかく自分が仕切らないと気が済まない、
自分が一番情報を持っていないと気に入らない、
誰かを攻撃せずにはいられないのは変わっていませんでした。

私も、はたから見ると、変わっていないと思います。
言動は変わっていないけど、10年前よりは、ちょっとだけ生きるのが楽になった、が現状だと思います。

そう考えると、やっぱり、電話ではしおらしく感じた母親も、根は変わっていないよね。

結婚するとき、「甘えん坊の末っ子どうして一緒になっても、お互いわがまま言いあって、上手くいかんわ!ハハハハ・・・。」と嘲られたのを思い出しました。
   離婚しない程度に、不幸な結婚生活を送ったら嬉しい、が彼女の本音。娘の不幸は蜜の味?

電話では、「母娘の気安さで、色々言ったかもしれないけど・・・」と言っていました。
彼女の言う「気安さ」とは、「好きに嘲る」ってことなんだよな・・・。
 
この性格も、変わるわけないか。
自分が嘲っている自覚がないから、変わるきっかけ=気づきもない。



何かにつけて親を思い出すのは不愉快でもあり、まだまだ回復できていない現実を突きつけられてがっくりも来ますが、「もし、少しでもいい方向に変わってくれたら・・・」という未練は現実にはならないと思い直すのにはいい機会だと思うことにしよう。