シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

またぐるぐると・・・結論は絶縁続行

先日読んだ「20代にしておきたいこと17  本田健著」に、「親との和解」が提案されていて、また親との関係をぐるぐる考えてしまいました。
でも、そのおかげで、6月の絶縁電話で話してわいていた、「母親とはもしかしたら・・・」という妄想を消すことが出来ました。

このブログではしつこいほど書いていますが、私が親と薄い付き合いなら、と思える条件は、
今後は嘲笑されたり、奴隷扱いされないだろうと思えること。
           実際に、そうされない実体験を重ねていけること」です。

父親は論外。前回の電話で、どんな暴言も自分は言っていいのだと思っていることが分かったので、さよならしました。

問題は母親・・・。
過去をじっくり復習してみると、しっかり毒母。証拠は私自身です。
パートを病気で休む時も、「仮病だと言われないかな」と不安になったり(年に1度あるかどうかの病欠を嘘だと思う同僚はいなかったにも関わらず)、常に見捨てられる不安、見張られている緊張に付きまとわれていたのも、原因は母親。(父親はそこまで私に関心はなかった)

人間だれでも欠点はある、過ちも犯す。その”たまたま”で相手を深く傷つけてしまうこともある。
    あなたにだって、加害者になったことあるでしょ?

それはそうですが、彼らが毒親だということは、私という証拠があるでしょ、と自分に何度も言い聞かせています。常態化していたから、私がACになってしまった。兄も親と絶縁して離れて行った。

「批判されたくないなら、耳に入れなければいい」と言った母。
   批判されたくないので、あなたに言うことは何もないし、
  何も話したいことがない人と接触しているほど、私の人生長くないです。

「あんたは○○すればいい。」と私の気持ちを無視して押し付けてきた彼女。
それは、私が物心ついた時から、ずーっとそうだった・・・。


毒親が変わるか? も飽きるほど考えたし、本を読んだり、ネットで情報を集めたりしたけど、
「変わらない」が答え。
己の死の直前に、人生を振り返って反省する人や、自分の心の問題を解決しようとカウンセリングを受けたりする中で、わが子にしてきたことに思い当たり、子供に謝罪して、関係改善をした人がごくまれにいるくらい。残念ながら、私の親はこれには当てはまりません。自分が何をしてきたか、全く覚えていないのですから。

電話で母親が謝ったのは、下手なことを言うと縁を切られて自分の老後の世話係がいなくなる不安があったからだと思います。
自分が弱ってくると、これまでいじめてきた子供にすり寄ってくる毒親の話もネット上でいやと言うほど見ました。すり寄りながら、「親を捨てるのか」とか、「孤独死して、腐乱死体になるしかないのね」と脅したり、あの手この手なのも毒親共通のやり方のようです。
兄と絶縁していなかったら、親は私のことはさっさと切り捨てただろうな、と思います。


私が母親に同情的になってしまうのは、それだけ母親の呪いが強力なのと、父親のモラハラを受けていたことには同情する面もあるのと、なのかな。

気持ちが揺れるのは仕方ない。でも、絶縁は続けること! 
母親には自分の言動の自覚がないので、「理不尽に娘からも縁を切られた悲しい私」になっているかもしれませんが、それは彼女の問題です。

最後に電話で話した時に、一応お別れはいいました。だからいいのです。
年賀状を出しちゃいけないよ、と自分に言い聞かせています。