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癌 放置療法

癌に「放置療法」なるものがあると知って、驚きました。

簡単にまとめると、癌は自然に治るか悪さをしないものか、どうせ死ぬ2タイプしかないので、いずれにしろ苦痛や不自由がない間は放置するの良い、という考えだそうで、ある医師が唱えていて、この説の本はベストセラーになったそうです。TVでも取り上げられたそうで、信じている人も相当数いるそうです。

癌になって、気持ちが弱ると、こういう論拠のない説にもすがりたくなるのかな・・・。
一部の癌では、「経過観察がベスト」のものもあるし、患者さんの年齢や持病、体調によっては、積極的な治療より、経過を見る方がいい場合もあるでしょうが・・・。

こういう説が出ると、信頼できる根拠があるのか、その「根拠」は信頼できる方法で見つけたものかまで検証しないと信じることが出来ない性格なので、自分が末期がんになっても、こういう説にすがることは出来ないと思います。
信じたくても、自分の一部が、「それ、信じていいの?」と言うから。

 「人は信じたいものを信じる」 う~ん、他の部分で、自分が歪んでないか気になります。