シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

母に似た人

以前から、母親に似ているな、子供にとっては毒親だろうな、と思っている人と久しぶりに会って、立ち話をしました。

親に対して、関係改善の手掛かりや希望を見いだせず、感じるのは虚しさばかり・・・の理由をはっきり感じて、再度整理することが出来ました。


かねてから思っていた通り、この手の人は「ケチをつける相手」が必要なだけなので、ターゲットにされた人の言動がどうだろうと関係ない

この知人は、嫁の悪口を言い続けていました。
一例が、「デパートで買った服しか着ない。私の息子が稼いだお金なのに!」
 でも、お嫁さんがおしゃれに無頓着だったら、
     「まだ若いんだし、ちょっとはおしゃれもすればいいのに。
      周囲から、息子の稼ぎが悪いと思われる。
      あんな嫁と一緒に歩く息子がかわいそう。」  になるんだろうな。

相手の気持ちや都合は全く意識の外。そんなものが存在し、関係継続するには配慮が必要だと分かっていない(表面的には”分かっているし、配慮している”と言うが、実際は横暴)

「(私の思い通りのふるまいをしないなら)別に縁を切られてもいい」とまで言っていました。
縁を切られても、自分にも落ち度があったかも知れないとは全く思いそうにもなく、
他者と関係を維持するには、自分の言動を改める必要が多少は生じることを理解していない・・・少なくともターゲットに対してはする気がない。
なので、関係が回復したとたんに、以前の毒親全開に戻るのはこういう考え方に裏打ちされてのことか、と腑に落ちました。

というか、自分が絶対優位で、好き勝手に批判・利用できる関係以外は望んでいないのだな、とよく分かりました。

更に、己の言動を振り返って反省したり、「より良い関係になるためにはどうすればいいだろう?」と考えて実行したりする気が全くない。
そうしなくちゃいけないなら、その関係はなくていい。でも、(相手は変わっても)ターゲットにする人は必要。


他人だと距離を置いて冷静に観察出来て、すんなり納得できるのはありがたいことです。