シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

連続勤務で見えたこと

派遣さんが体調を崩したので、二日続けて臨時出勤でした。
日曜は出かけたので、土~水と5日連続外出(仕事)。

久々の連続勤務で思ったこと。

忙しく動いていると、余計なことを考える暇はないので、精神的に楽な面はあります。
仕事上、「ん?」と不満に感じたことを掘り下げたり、「やっちゃった」な失敗をくよくよする暇もなく流れていきます。
生活でも、目の前のことを処理するのに精いっぱいで、良くも悪くも、ゆっくり己と向き合ったりするのは難しい(せずにすむ)。

趣味の手芸に集中したり、
わんことの遊びや散歩を心から楽しんだり、
息抜きに広報紙を見て、「あら、こんな美術展やっているのね。」と行くか迷ったりする暇と心のゆとりはなかったです。

わんこは荒れてます。
わんこの散歩や遊びはいつも通りだったのですが、気持ちが自分に向いているのか、表面的な世話になっているかに敏感で、気持ちが向いていないことが続くと、荒れます。
子供がぐずったり、悪さをしたり、ここぞという時に病気になったりするのはこれなのでしょう。

忙しくしていれば、見たくない自分の弱さや欠点と向き合わずに過ごすことはできそうですが、自分の望む方向とは違うな~と感じました。


今はモラハラさんもいなくなって職場の空気も柔らかいので、特にいやなこともなく、働くこと自体は意外と平気だったのですが、自分は日々忙しく過ごして、気付いたら一年あっという間に終わっていた…という生活はできればしたくないんだな、と改めて思いました。


忙しくしていれば、もしかすると、自分がACと気付くこともなく、「何となく親が苦手」のまま流れたかもしれません。
自分がACだと気付いて、何年もぐるぐる考え続けたのはかなり苦しかったし、ACな自分とはだいぶ折り合いついて、親とも距離が取れた(一つの問題は大体クリアできた)ら、次の問題が浮き上がってくるので、”向き合って、何とか処理しないと苦しいこと”からは一生逃れられないでしょう。
それなら、苦しくなりそうなことから適当に目をそらして、そこそこ楽しく、忙しく過ごすのも一つの選択肢です。
残念ながら、この方法は自分には無理ですが。

「現実逃避している自分」に気付いてしまうので、問題に追いつかれるでしょうし、
逃げおせたとしても、心穏やかに死の床につけそうにありません。
向き合えばすべての問題が解決するとは思いませんが、「自分なりに考えた、動いた、この問題は放置すると決めた」があれば、ある程度は納得できる気がします。