シンプルライフへの遠い道

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主婦バッシングを跳ね返す

もうちょっと主婦業ちゃんとできていると自分で思えたら、生活の満足度も上がるかと、
ネットでカリスマ主婦など検索してみると、必ず出てくるのが「主婦バッシング」。 もう、うんざり。
なんでこんなに主婦が敵視されるんですかね?
                               妬みですな。多分。
 
アメリカで、子育て主婦の仕事をすべて外注したら「年1200万」と出た。
                                           という話に対して、  
 
  愛する子供や家族の世話を金に換算すること自体がおかしい
  一人暮らしでも家事はあるんだから、ことさら主婦だけ大変だと言うのは怠け者の言うこと
  他人の収入で暮らしているんだから、その人の生活リズムに合わせて当然
  主婦業なんて、最低賃金以下だろう、                                                                                  などなど。
 
 
そんなに主婦の仕事って認められないのかな~と哀しくもなりましたが、
いや、これって、「生活保護受給者バッシング」と同じだ、と思うように。
実情を分かっていないから思い込みで批判しているだけ。私の父親と同類。
 
主婦労働の外注換算でも、
 用意された食材で、言われた家庭料理を作るだけなら、時給1000円でも、
 予算内で、栄養バランスと家族の好みを考えて、メニューを決めるところから外注すると
 時給3000円相当  というネット記事がありました。
 
そう、考えるのが一番大変なのです!
自分が法事のあれこれを外注して実感したのは、「じゃあ、適当にお願いします。」じゃ引き受けてもらえない、ってこと。
事前に準備して欲しいのは、「お茶菓子と、座布団レンタル○枚と・・・」で、
墓掃除は、自分でやるからやらなくていいけど、○○の状態チェックはお願いします、などなど。
当然こちらが指示しなかったことは、やってもらえないので、指示もれがあってまずい結果になるとこちらの責任(^_^;)
細かく考えて指示しないとやってもらえないから、この「指示する(考える)」が何より面倒で大変!
(現場で動くことを引き受けてくれる人がいるだけで、大変ありがたいのですが)
 
 
「奥さんが外出して、子守りと家事やったけど、大したことなかった。」と言っている夫の多くが、奥さんが何をするか指示して、下準備・おぜん立てしたことをやって、そう言っているとTVに出ていた主夫が言っていたのを思い出しました。
自分がマネージメント全部やる”主夫”になって、初めて大変さが分かった、と。
 
 
夫に、上記のもやもやは言わずに、
 ただ、「子育て主婦の仕事を全部外注したら、いくらだと思う?」と聞いたら、
「1000万? おれはその額出されても、そんな大変な仕事やらないけど。」 だそうで。
 
一番肝心の相手がこう思っているなら、外野の言うことは無視していよう、と思ったのでした。