シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

それでも私は親を許せない

今読んでいる「身体が「ノー」と言うとき」(まだ途中です)
 
乱暴に省略すると、自己免疫疾患やがんなどの病気の多くは、抑圧した感情による慢性ストレスが原因の大きな部分を占める、という内容。
 
病気になりやすい、「感情を抑圧してしまう性格」になるのは、遺伝的な要因よりも、幼少期の育てられ方(受容されたか、など)による。
でも、育てる親も、そのまた親の育て方を受け継いでいるし、社会の影響もあるので、個人に責任を問うても意味がない。
 
 
この点については、私は著者寄りの考えですし、おそらくACな生き辛さを抱えているストレスの蓄積で起きている症状・・・慢性的な微熱・疲労感・頭の重い感じや片頭痛、胃や十二指腸の不調・・・の根本の原因が親の言動にあったからと言って、親を責めたり、謝れ!とは思っていません。
 
 
 
でも、やっぱり親は許せません。
姉にはしないのに私にはする言動&姉にはするのに私にはしない言動
 =無意識だろうが、私を苦しめずに済む言動ができたはずなのに、それはせず、
   好きに私を見下したり、嘲笑したり、利用したり、考えを押し付けたりし続けたことは
   どう考えても許せません。
 
それなのに、自分は正しい、子供たちを平等に愛してきたなど自分たちに都合のいいように現実を捻じ曲げて信じ込んでいるのに余計腹が立ちます。
 
性格だから仕方ないとか、
精いっぱい努力してもあれどまりだったんだ、
   そういう言い訳が出来ない言動があまりにも多すぎるので、許せませんし、
   親を許さないことを自分に許すことにしています。
 
 
この本を読んでいて励まされるのは、今の私の状況なら、大いに怒っていいんだ! ということ。
そこで、自分の気持ちを抑え込むとまた病気になるんですから。
 
 
慢性的なストレス・感情の抑圧が病気を引き起こす、という説には大いに納得しています。
親は嫌いと認めて、親から離れるにつれて、少しずつ微熱などの症状はよくなり、片頭痛も激減しました。
「病気にならないため」にも、自分が嫌だと思うことを自分に強要しないで生きていこうと思います。