シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

46歳

自分ももうすぐ40代半ばだな~とぼんやり考えていた時、
 
末子(私)が大学に入って独り暮らしを始め、夫婦二人の生活に戻った=子育ておおよそ一区切りついたのが両親とも46歳の時なんだよな~(母親はその時は専業主婦)
 
                                           ということに思い当たりました。
 
 
そのあとも、仕送りやら、子供たちの就職・結婚・孫の誕生などいろいろありましたが、
就職先も、結婚相手も自分たちで見つけ、その後(今のところ)離婚もせず、孫たちも障害もなく健康。
自分たちの親の介護に深く関わることもなく過ごした両親。
 
つまり、
「○○で忙しくてそれどころじゃなく、自分と向き合う時間なんかなかった。」
                              と言い訳は出来ない生活をしていた、ということ。
 
 
自分がその年齢に近くなったからこそ言えることもあります。
 
「お前しかいう人がいない」と夫の悪口を言うところまでは許せても、
私を不当に嘲らないとストレス解消できないとか、細かいことに干渉して点数付けるようなことをするとか、そういうことを正当化できる理由は全くない。
 
つい、60代になって、多少心身衰えてきた辺りからの姿を思い浮かべて、
「許せないけど、多少は仕方ないのかな」なんて思っていました。
 
でも、心身衰えてくるまで、少なくとも15年はあったのです。
別に夫の愚痴を言い続けるくらいなら、離婚すればよかったでしょ、と言っているわけではありません。
時々悪口言って、ガス抜きするのを責めるつもりもありません。
 
ただ、愚痴ってすっきりしたら、また元気を取り戻して、私を不当に苛めない程度には、
自分のもやもやした気持ちの持っていき方を自分なりに見つける時間は十二分にあったのです。
ただ、そうしなかっただけ。
 
その気があれば、取り組む時間はあったのに、自分で自分の気持ちのけりを付けなかったことは棚に上げて、
「あんな夫だから、仕方ないでしょ。ストレスもたまるわ。」
と開き直って、私を上から目線であざけったり、過干渉したり、愚痴を垂れ流したり・・・
  そんな歪んだストレス解消の対象にされる理由は(もともとないけど)全くないんだと
  改めて思うのでした。