シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

母がしんどい   その2

心に残る1冊になりそうです。
 
著者が親と縁を切る過程が、自分と重なって、すごく共感しました。
 
親と縁を切るなんてやっていいの?? から始まり、
でも、そうしないと自分が壊れる!という危機的状況にまで来ていることを自覚し、
離れたら離れたで罪悪感を感じたり。
 
詳しい事情も知らずに親との縁切りを非難する人って、
私が我慢して親と付き合ってうつ病になったら、今度は私が弱いとか批判するんだよね。
そんな声、聞かなくていい!
   と悟るところとか。
 
私はそうは思いながらも何年もぐるぐるしてましたけど・・・^_^;
 
自分の中に、「それでいいんだよ」と自分を応援してくれる”何か”を見つけられたら(育てられたら)、次の段階に行けるんだな~とも思いました。
この辺の気持ちの変化が、まんがで分かりやすく書かれていて、私にはすごく納得しやすくて、嬉しかったです。
 
 
最近は、私に「親孝行」を推奨する人の裏の本音も考えます。
 
彼らの世話を私に押し付けて責任取らせれば、自分は助けがなくて困っている老人を見て見ぬ振りしたとか、見捨てたとかにならずに済むから、気が楽だからでしょ?
だから、押し付けられた私がどうなろうと、「自分で決めたんでしょ。」「あなたの親でしょ。」と知らんぷりして自分は楽な場所にい続けたいんだよね?  と言いたい時も。
(社会で高齢者を支えるために、自分も当事者としてあれこれ考えたり、場合によっては協力したりが面倒だからでしょ? だから、誰か適当な人に押し付けて、問題は存在しないことにしたいんじゃないの? という意味です)
 
良く考えずに正論かざす場合、「この理論が通して得しているのは誰?」と考えるようになりました。
 
 
話が脇にそれましたが・・・
私も自分の味方でいてくれるもの(自己肯定感というのかな?)を自分の中に育てていきたいです。
まだまだ道半ばです。