シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

底つき   多分

あぁ、親とは本当にダメだな、と感じて、もう絶縁しようと決意を固めつつある今日この頃。
 
これまで、最後の決断は出来ずにいました。
  表面的な関係だけでも続けられたら・・・
  親と縁を切ったせいで、兄弟とこじれたらいやだ
  私が悪者にされるだろうから、それも癪に障る
  
一番は、縁を切ると、戻るのは難しいから、「距離を取っている」で保留にしておきたかったのだと思います。
自分の心情も変わるだろうし、
相手ももしかしたら、加齢で気弱になって、多少はましになるかも、、、なんて期待もなかったわけじゃない。
 
今もこういう気持ちは残っていますが、先日父親から手紙が来て、もう、底をついたんだ、って分かりました。
依存症からの回復では、底をつかないと、また病的状態に戻ってしまう、と言われています。
本人も周りも依存症から回復するぞ!と誓っても、行くところまで落ちてないと駄目だそうで。
 
この感覚のことなのかな、と思います。
 
駄目だと分かっていても、一縷の望みにかけたくなったり、自分が悪い子になるのが嫌だったり・・・で踏ん切りがつかず、結局何度も傷ついて。
 
堪忍袋の緒はとっくの昔に切れているのに何で? って自分でも思ってきたけれど、
親への未練や家族の情が一滴ずつ漏れて、とうとう空になってしまった。 そんな感じです。
 
だから、縁を切った後の相手や兄弟の反応も怖いけど、それよりも、自分の中の「もうだめだ」の方が大きい。
 
 
夫のモラハラに耐えかねて家出し、離婚した友人がいます。
ある日、ふっと何かが切れて、「家に帰れない」になってしまい、お金や着替えを取りに戻ることもできず、仕事帰りのまま家出して、一度も家に戻ることなく、夫に会うこともなく、裁判ののち離婚。
彼女の”ふっと何かが切れた”状態に私もあるんだろうな・・・。
 
自分の魂の声に従おうと思います。