シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

損失回避

とあるTV番組から・・・
 
人は1万円得したときの喜びをとすると、1万円損したときの悲しみは2.5位だとか。
損失を大きくとらえて、損失を避けようとする傾向があるそうです。(全員に当てはまるわけではありませんが、アンケートなどで平均を取るとそうなるそうです)
 
これ、人間関係にこじつけると、
「パートナー(カップル)として関係が続くには、マイナス体験(相手の欠点が気に障るとか、喧嘩とか)の5倍のプラス体験が必要」
という説も納得できます。
 
パートナーとして、友人とは違って、多くの場合「運命共同体」でい続けるには、プラスが多くないと。
欠点やネガティブな体験が2.5倍に感じられるなら、感覚としては、「ネガティブの3倍はいいことないと」というのも納得。
 
ネガティブとポジティブが(感覚として)
 大体同じ・・・同僚や知人程度の付き合いならOK
 ポジティブが2倍・・・友人
 ポジティブが3倍・・・パートナー    こういう感じ???
 
親との関係は歴史も長く複雑なので、この考え方に当てはめるのは難しいですが、
職場のSさんだったら?
「同僚として当然のレベル。可もなく、不可もなし」な出来事が殆ど。
「私の仕事を代わりに、気持ちよくやってくれてありがとう」とか、「貴重な情報をありがとう」はめったにない。
大抵は、「責任押し付けるな、サボるな、たかが雑談で腹の立つこと言うな」
ネガティブ体験ばかりで、実際の体験の数倍の嫌悪感が蓄積していると考えると・・・そりゃ、うんざりもするわ。
 
我ながら人間小さいな、と思う時もありますが、人間の自然な反応ではあるんだな~とちょっと納得でした。