シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

お地蔵さんを目標に

Sさんの現状を見ていると、本格的な衰え=己の現状も認知できない なのかと思えて、自分がおばあちゃん薬剤師になれたとしても、鼻つまみ者になるんじゃ、どうしたものか・・・と心配にもなります。
 
母方の祖母を思い出しました。
少なくとも亡くなる前の5年、10年は認知症も出て施設でお世話になっていました。
私が一度だけお見舞いに行った時も、私のことはもちろん分からないし、娘の母親のこともおぼろげ。
でも、にこやかでした。
葬儀に来てくれた施設の職員さんたちも、いつも笑顔でかわいいおばあちゃんだったと言っていました。
 
お金をもらう職場と、お金を払ってサービスを受ける介護施設とでは立場が全く逆ですが、ある程度までは
「しょうがないなぁ」とフォローしてもらえたり、「こうしたらどうですか」と教えてもらえたりするかは、最後は人柄なのではないでしょうか。
 
Sさんは一緒にいても楽しくない人です。ネガティブで愚痴が多く、人の話をそのままは聞かない(○○でしょ?と決めつける=自分で想像した答えしか受け付けない)。
だから余計ちょっと嫌なことがあると、「許せん!」になり、手伝うのが親切と分かっても、わざと知らんぷりしてしまいます。
 
他の人とは「お互いさま」の気持ちですぐに手を貸す気になれます。
 
 
年を取れば、若い人とは話も合わなくなるかもしれないけど、せめていつもにこにこして、愚痴っぽくならないようにしていれば、多少は居心地良くいられるのかも。
 
お地蔵さんのような感じ・・・?
何となくそこにいて、邪魔にはならないし、嫌な気持ちにもさせない。・・・たとえ、何もしてくれなくても。
(職場で”何もしない”は許されませんが)