シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

末期症状?

またSさんの愚痴です。自分の気持ちの整理のために吐き出しています。
 
職場のSさん、働き続けるのが難しくなってきているな~と思いました。
裏店長は不満・悪口もはっきり言うので、こういう時は他の同僚の気持ちの一部は代弁しているんだろうと感じられて、職場の空気が分かります。他の人はおおっぴらには同僚の悪口は言わないので。
 
裏店長(もちろん私も!) 激怒事件連発です。
悪口が始まると、「こういうこともあったわよ~」と他の同僚からも次々出てきました。
 
一つ一つは誰でもやりうるミスでも、頻発&ミスの後始末が出来ないことが続くと、職場のお荷物です。
        同僚の見事な一言 「それじゃ、仕事がSさんの介護になっちゃうわね」
 
 
私が直接見聞きしたことだけでも・・・
 
先日は、Sさんが間違えて渡した薬の取り換えに行くのに、「今日は携帯がないから、携帯がないから」と言い続けていました。
携帯を持っていない私からすると、携帯がないことと、取替えに患者さんの家に行けないことが全くつながらない。職場にある詳しい地図をコピーして持っていけばいいし、迷ったら通行人に聞けば教えてもらえます。
結局事務さんに付き添ってもらった上に、取り替えた薬は事務さんが薬局まで持ち帰ってきました。
(その事務さんは帰宅が遅れて、サービス残業になってしまいました)
裏店長「自分の不始末の処理に、事務さんを使うんじゃない!」と激怒。
 
 
昨日は、在庫がなくて近くの薬局から小売りしてもらったカプセルをSさんが一つ潰して、中身が出てダメにしたので(どう扱えばそうなるのか、私にはわかりません。15年以上薬剤師をやっていて初めて遭遇しました)、1個追加で分けてもらうことになりました。
「一つ追加で必要なの」と言うだけで、自分で依頼の電話もしなければ、受け取りにも行かず。
これにも、裏店長が激怒していました。
 
 
土曜日は、裏店長が何度も「(もう一人の薬剤師=私が)準備してあるから!」と言っているのを聞かず、1個数千円の外用薬を開封。しかも、開封したのは処方されていた薬とは違うもの。
(処方が来なければ返品できず、薬局の損失に)
間違えて開封した場合、目立つ付箋(これを先に使ってください)を付けるのが慣習なのですが、それもせず放置。・・・に裏店長激怒。
 
薬剤師と事務は業務がはっきり分かれているので、薬剤師に少々問題ありでも、薬剤師同士の問題どまりで、事務さんがはっきり問題だと分かることは少ないです。(逆もしかり)
もうその域を超えて、誰にでもわかる状態になっているようです。
 
 
 
細かいことでは、もっと問題があります。
病院への問い合わせ、自分が患者さんから直接ご希望を聞いたことでも電話しなくなりました。
以前はしていたのですが・・・。
しかも、「目薬を2本にしてほしいと電話してくれる?」じゃなくて、「これ、電話して」だから、何をどうすればいいかさっぱりわかりません。Sさんから聞き出すのにも時間がかかります。
(この前は、”何の話?”と言う顔をしたら、しぶしぶ自分で電話していました)
 
 
処方箋ごとにトレーに入れて、間違いが起こらないように調剤しているのに、確認せずに薬を放り込むので、一緒にやると、まずは「この薬は、この人用に準備したもの?他の人の?」の確認からしなくてはならず、すごく消耗します。
 
薬袋や患者さんに渡す書類も適当に放置するので、探す手間もばかになりません。
 
”ここに置く”と決まっている機材カバーを適当な場所に置く為、最後に機械の清掃・片づけをする私が探す羽目に。
 
軟膏を壺に入れるのが下手になっているのか、彼女がやると入れ物がべたべたで、患者さんに渡す前に一度拭かないといけないことも頻発。手間です。
 
仕事全体が、Sさんの後始末をしながらになるので、すっごく疲れます。
本当に、介護状態(笑)
これならSさんなしで、独りでやる方が体は大変でも、気持ちは楽かも。
 
一番の問題は、他人に迷惑かけても全く謝らないこと。
ぼそっと「あら、ごめんなさいね」と言うことはありますが、それは、体がぶつかった時に言う「ごめん」程度のニュアンスで、自分が迷惑かけたという意識がありません。(これは昔からですが)
反省もないからか、同じことを繰り返しています。
 
自分が衰えていることにも全く気付いていません。
シフトを増やそうと暗躍するくらいですから、同僚に嫌がられるほど仕事が出来なくなっているとは夢にも思っていない様子。
 
 
自分も年を取ったら、Sさんほどひどくなくても、「自分の衰えに気づけない老害をまき散らすんだろうか」と心配になります。
 
夫曰く、「衰えを自覚できずに居座ることを老害っていうんでしょ」 ガーン
 
気付かなければ改善のしようもないです。
最後の時期、迷惑な困ったチャンに成り果てたら、それまでどんなプラス評価だったとしても帳消しです。
定年って、美しい引き際のためのいい制度なのかも。
自分で「ここらが潮時」と分かって去ることが出来る人になりたいです。
 
 
Sさんには何も期待せず、警戒しながら、今後の反面教師観察対象と思おうとしてはいますが、
やはり「またかよ」や「なんだかな~」を1回のシフトで連発されると、私の寛容さでは間に合いません。
 
まだまだ修行が足りない。