シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「壊れた人」

職場のSさん、以前「同僚」と思うから腹が立つので、「職場にいる人(働きぶりは期待しない、ただ、そこにいる人)」と思うことにしてきました。
 
どんな人にもいいところ、悪いところがあり、特に一面しか見えない職場だけの付き合いだと、「この人は○○だ」と決めつけるのは傲慢だと自分を戒めてきました。
 
が、Sさんの場合、そういう理論を越えて・・・なんというか、引き合いに出すのは、これまた問題があるかもしれませんが、「母親に似た人」どころか、ある意味「義兄に似た人(病の為、多くの人に使う基準で見ること自体に無理がある人)」なんだと思うようになりました。
 
他の同僚にも、同じことを何度も何度も何度も壊れたレコードのように言っているらしいし、
  (私にだけ言っているのではないと知って、ちょっとホッとしました)
自分が何度も色々な人に言ったこともよく忘れるし、
そのくせ、トラブルともいえない程度のちょっとしたことは覚えていてしつこく言い続けます。
    この辺は、本人の性格&認知機能低下と思うようになっていました。
    認知機能低下は、仕事上、トラブルにならないといいな、と経過見守り状態で、
    Sさんと働くストレスが増えていたのですが・・・・ 
 
更に!
びっくりしたのは、癌サバイバーの同僚に、
「あなたのかかった癌の日本人患者数は○人で、(5年後?)生存率は○%だよ」
「あなたが受けた治療から考えると、あなたが言っているほど初期段階だったはずがない。」 など、
回復を望んで励ましているとも思えない内容を、これまた何度も何度も言うのだそうです。
・・・・この配慮のなさはなんなんだろう。
 
癌サバイバーの同僚は職場でオープンにしているので、話題にするのは構わないのだろうと思います。でも、いくら今のところ転移や再発もなく元気にしているとはいえ、言われた同僚も不愉快だったそうです。
 
ここまで行くと、私には、「性格なんだろうな」で処理して、「他人は変えられないから放置」にしておくのも難しいです。
自分を納得させて、トラブルを回避するには、「壊れた人」と思い、「壊れていると思うのは私の基準押しつけでもあるから、そっとしておこう。でも、まともに取り合うのは止めよう。本人にも、自分が何を言っているのか、分かっていないのだから。」と思うしかないという結論になりつつあります。
 
認知機能低下(記憶障害?)だけでなく、相手への思いやりのなさも拍車がかかっていますから。
思えば、Sさんが同僚になった約10年前と比べて、ひどくなっている気がします。
 
私は専門家でもないし、身近で接したこともないので分かりませんが、
もしかすると、これが加齢による認知機能障害の前段階なのかな~ と思う今日この頃です。
 
Sさんと同年代の同僚にはこういう症状は全くありません(少なくとも私は気づいていません)
この個人差はどこから来るのかな?
 
私も心配性なので、Sさんタイプにならないか心配です・・・。