シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

悩み方 それぞれ

先日職場のSさんと遺言の話になりました。お互い子供がいないので、夫が先に死んだら、遺言作ってもらっておかないと、兄弟にも相続の権利があるから、老後資金が減るよね~というのが話の発端。
 
話していて、
 お悩みポイントは人それぞれ
 
 情報収集すれば判断できるネタで悩むときは、悩む前に情報収集だ&
 悩んでもどうしようもないことは悩まないのが大事               と思いました。
 
話を聞くと、Sさんは、
 自分が死んだときに、夫の親族が遺産をよこせと言うんじゃないか
   (私の知識が正しければ、配偶者の親族に請求権はない)
 
 公正証書遺言を作った場合、
 関係ある親族には事前に配っておかねばならず、それを見た夫の親族が
 少しは自分たちに夫の財産をよこせと言うのではないか&それを無視できないのではないか
 (遺言の公開は私にはわかりませんが、兄弟は遺留分はないので文句は無視すれば終わりのはず)
 
 相続権がない人でも、権利を主張できる場合があると本で読んだことがある。
 会ったこともない遠縁の人が夫の死後、あれこれ言ってくるかもしれない。
  (それは、介護をしたとか、特別な貢献があった人だけの権利のはず…)
 
 
もしかすると、Sさんの旦那さんの親族は強欲で、心配が尽きないのかもしれません。(旦那さんのご両親が亡くなった時相続でもめたとか・・・)
でも、法的に有効な遺言を自分や旦那さんが用意しておけば防衛できることばかりだし、
準備していても揉める場合は闘う覚悟をしておけばいい話なのにな~  と私が思うことでも、
かなり切実に不安を感じているようでした。
 
それなのに、詳しく情報を集めることはしていないようで、兄弟に遺留分がないことも知りませんでした。
(説明しても、法的にはそうでも、要求されたら渡さないわけにはいかないかも…と不安は尽きない様子でした)
 
 
私も不安が強い方なので分かるのですが、小さな不安でも放置するとずーっとストレスになって、心身の健康に悪影響です。
 
正確な情報を集めて判断する。
最悪の場合は、こうする、と腹をくくる努力をする or 考えないようにする ようにして、
上手く不安を減らして生きていきていこう、と思いました。
 
今回の相続の件では、Sさんは自分で「相続=ひどいトラブル&自分の権利が侵される」と思い込んで対策立てずに不安がってる~と距離を置いてみることが出来ていますが、
 
「親が何か理不尽を言ってくるんじゃないか」「親の介護に巻き込まれるんじゃないか」というネタになると、私もSさん同様の不安囚われ症状が出るので、他人のことは笑えません。
 
不安とも上手に付き合って、危機回避のきっかけにしたいですし、
あそこまで不安を育てたら、そりゃストレスたまるし、のちのち呆けそう・・・と思いました。
(不可避のストレス・不安が大きすぎると、それに耐えきれず、無意識に認知症になって現実逃避する場合もあるんじゃないかと・・・科学的根拠は全くありませんが、何となくそう思っている私です)
 
自分がボケるとしたら、脳梗塞の後遺症とかではなく、ACなストレスに耐えられなくなって・・・かもしれないと、不安がよぎります。・・・そのためにも、ACから回復したいし、上手な不安解消法を身に着けるべく努力中です。