シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夫実家 つれづれ

今週、とある人生の先輩女性から、結婚後の半生をうかがう機会がありました。
ご自分の体調不良、介護、子供のこと・・・いろいろな波を超えてこられた話を伺って、
 
夫実家の状況、実は私には幸運な展開なんだな、と思いました。
 
義母が亡くなって、精神障害者の義兄と義姉、認知症の義父が残され、一体どうなるかと途方にくれましたが、義兄が無職だったおかげで、サポート体制が整うまで、家事や介護は義兄が何とかしました。
 
義父母がお金だけはたくさん貯めておいてくれたおかげで、経済面の心配は今のところありません。
 
義姉がなかなか病院に行ってくれず、診断書を書いてもらえなかったので、成年後見人さんが決まらないまま・・・相続も出来ないまま・・・義姉に何かあった時の不安を抱えたまま・・・かと微妙に不安な一年ちょっとのあと、めでたく成年後見人の手続きも出来ました。
 
今回、急死した義姉には申し訳ないですが、亡くなったのが義兄だったらと想像すると、大変な状況になっていたな・・・と気づきました。
義兄は働いたり、サポートなしの一人暮らしが出来る状態ではありませんが、他人とコミュニケーションはとれるし、サポートを受け入れてくれるので、後見人さんがいれば、まぁ、何とか独り暮らし出来ると思います。
でも、義姉は、基本義兄以外と話さないし、独り暮らしは難しい状態です。気が向けば家事もしていたそうですが、独りはどうなのか・・・。
かと言って、外部の人がサポートに来ても、コミュニケーションが成り立たない。
精神障害者の施設で暮らすのはストレスが大きくて悪化しそうだし、病院も今は受け入れてくれないご時世だし・・・。
 
亡くなるには早すぎましたが、でも、半ば強制的に施設に入れられたりして苦痛を味わうより、自宅で(少なくとも義父は施設に入った後は)のびのび生活して、最後の時間を過ごせて悪くはなかったのかもしれません。・・・外野にとっても。
 
 
 
義父はグループホームでゆったり過ごして元気らしいし、
義兄は抑圧していた義姉がいなくなり、のびのび過ごせるだろうし。
 
とりあえずは、丸く収まったな~  私は運が良かったな~  と思うここ数日です。