書名通りの本で、「考えすぎないようにする提案」がてんこ盛りでした。
必要なことは時間を決めて考える。
考えても
状況が変わらない、
状況(自分自身も含めて)を変えることは可能だが、過大なエネルギーが必要・・・
変える必要があるかどうかも考える必要あり
考えるより、時期を待つ方が前向き
こういうことは、考えないようにしましょう、という内容。
自分の生活を振り返っても、考えてもあまり意味がなく、逆に気持ちが暗くなるだけのことはすごく多いです。
今は、「親がどう考えているか」や「親の介護が必要なった時のこと」は考えても意味がないことの筆頭です。
親が私に対してどういうスタンスなのかは、数年がかりの思索で大体つかんだし、それが当たっていることも冬の祖母の葬儀で確認しました。
親の介護は、いつ、どういう状況になるか分からないので、考えても仕方ないです。
一番大事なのは、「子供の中で最初に連絡がつくのが私ではないようにすること」という中間結論は出ています。(医療関係者などから、”家族代表=責任者”にされるリスクが高いため)
これも、基本電話に出ないので大丈夫!
他にも、老い先の心配とか、ちょっと考えて、対策立てて、そこで止めるのが正解、なことも多いですし・・・実際には考えない方が精神衛生上いいことを、だらだら考えているんだな~と分かりました。
この本は、「そんなことわかってるよ。くどいなぁ」と思う人と、
「こうやって何度も平易な言葉で言ってくれると、心に落ちてくる」と思う人とに分かれる気がします。
(私は後者でした)