シンプルライフへの遠い道

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夫実家ご近所さんのプレッシャー

義姉のお通夜に夫実家のご近所の方も来てくださいました。
 
その中で、数十年来の隣人の方に、義母の死後帰省していないことをチクチク言われました。
 
夫家族がご迷惑をかけているので、「時々帰ってきて、何とかしなさいよ」という意味かと最初思ったのですが、そういえば、義母の葬儀の時に、既に、帰省しないことをあれこれ言われました。
 
菩提寺の住職に、夫は、「縁を切っているのか、実家は崩れそうなゴミ屋敷になっているらしいじゃないか、(後見人に頼んで)金で済ませているのか」と言われたそうですが、もしかするとこの情報の出所はご近所さん?
ご住職には、ねじれた親子関係のさわりを説明したら、多少は分かってもらえたそうです。
(その辺はさすが宗教者、でしょうか。)
 
ご近所さんの帰省しろオーラに、最初は気の重いプレッシャーを感じてげんなりしました。
でも、復活です!!
 
よ~く考えると、ご近所さんが口出す権利のある範囲外だから。
迷惑しているから具体的に何かに対処してほしい、なら、夫実家で唯一健常者の夫に文句を言うのは分かります。出来ることなら対応します。
それよりも、夫が顔を見せないことが気に入らないみたいなので、満足していただくのは不可能と判断しました。
夫が苦痛を押して帰省して実家の世話を続けたせいで、心労で倒れたり、鬱になっても、ご近所さんが駆けつけてきて看病してくれるわけじゃない。
お安くはない帰省費用を出してくださるのだろうか?
 
「金で済ます?」上等です!
世話をしてくれる人の手配もせず(今回の葬儀のお手伝いを頼んだ費用も我が家が払ったのですよ)、見捨てる人だって世の中大勢いるのですから。
夫実家と、うちら夫婦と、両方がそこそこ満足して生きていくのにいい形になっているので、いいのです。
 
 
 
義母の死後、夫実家がご迷惑をかけてきたのは確かだと思います。
義兄は、後見人さんや夫に最初に連絡すればいいことを、ご近所に援助を頼んだりしますから・・・。
 
でも、本当に迷惑して困っているなら、具体的に指摘してくれないと分かりません。
 
ぼろ屋の件は、隣がいきなり崩れたら困る、と心配になるのは分かります。
建築士に耐久性を見てもらって、去年大がかりなリフォームをしました。(数日がかりだったらしいので、お隣さんも知っているはず)
外見まできれいにするかは、こちらの予算もあるので、お隣さんに発言権はないです。
 
去年のリフォームの時&今回の義姉の死後、粗大ごみ業者さを呼んで、物の処分もしました。
異臭がするとか、ネズミや虫が湧いているとか、家の周りにごみが積んであるとか、そういうところまでは行っていないことを今回夫が確認しました。
(部屋の中は散らかっていたそうですが)
 
ご近所さんは、対応内容に不満かもしれませんが、対処はしているのに文句を言われても、
「価値観の相違」としか言いようがありません。
 
四十九日は私は行かないつもりです。
その次会った時、法事に来なかったとまた言われるのかな~。まぁ、いいや。