シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

主婦力

ずーっとダメ主婦だと思っていました。
  家の中は散らかっているし、
  家計簿つけてないし、
  週に1~3日は夕食作らないし、
  大掃除は水回りだけ、おせちもなし。
 
母親と比べて、「自分はダメだ」と思い込んでいたみたいです。
確かに、主婦の仕事をどれだけこなしていたか、で比べたら、母親には完敗です。
 
でも、「家族がそこそこ満足して、のんびり暮らせる家(お金・物などの)維持管理」が主婦の仕事と考えると、実は及第点なのかも。
 
家の散らかりも、散らかっているのは自分の手芸用品を置いている部屋で、リビングなどはまぁぎりぎり片付いています。
 
家計管理も、細かくは出来てませんが、大体の毎月出費は把握して、貯金も増えていますし、
老後資金もぼんやり「このくらいは貯まるかな」のイメージはつかんでいます。
 
 
母親と比べて劣等感を感じても意味がない面も多いです。
二人家族だと、作るより出来あいを買う方が効率的&経済的なおかずも多いし、
そもそも、母親が子育てしていた時期は、今のように便利なものがなかったから、ある意味仕方なくやっていたことも多い。(皿洗いとか)
 
この劣等感も、結局、ACな私が顔を出しているだけで、客観的に見直すと、本当は75点なのに、40点だと思っていたような・・・現実とのかい離があることに改めて気づきました。
 
 
母親が、主婦でいるストレスを、私に愚痴を聞かせ続けたり、嘲ったり、不当に気持ちを無視して支配して晴らしていたのかは分かりません。
でも、そういう面は大きい。
そうやって、結果的に子供を精神的に搾取して、憂さを晴らしながら主婦業を立派にこなしていたなら、母親の方が「立派な主婦」とは言えない。
 
 
「普通の主婦」って、雑誌に載っているような・・・家計管理もちゃんとできてて、家の中はピカピカで片付いていて、いつも笑顔で家族をサポート・・・なイメージがあったみたいです。
が、実際に、友人・知人を思い浮かべると、そんな人いない(笑)
料理上手な友達は、掃除は嫌いらしく、遊びに行っても洗面台が汚れきっていたし、
仕事で忙しい友達は、処分保留の雑誌がリビングに3段ぐらい積まれていたし、
   それぞれ、得意・不得意あるし、そんな「完璧な人」なんていないんですよね。
だからって、ただ、「(私みたいに出来ていない)こういう面もあるんだ~」と安心はしても、見下したりはしないし。
 
「完璧でなければ落第」なACな思い込みがここにもあったんだな~と改めて思いました。
 
 
私は、「きちんとこなしている」ことより、「家族に八つ当たりしない」を優先したいので、
現状で、まぁまぁ合格なのかも。
出来る範囲で、「ここは改善したい」と思ったら、取り組めばいいだけの話だったんですね。
 
 
改めて向き合ってみないと、ACな思い込みのまま名部分がまだまだたくさんあるんだろうな~。