ACからの回復のために、目立つストレス・緊張源について考えてみました。
わんこの散歩中、嫌なことを言われそうな気がする。
通行人の顔色が異常に気になる。
一応根拠はあります。
「うちの前でトイレをさせるな」
「ここは犬は立ち入り禁止でしょ！」 と言われたことが何度も。
でも、よく振り返ってみると、クレームの半分以上は相手が、あるいは、相手もおかしい。
頻度も、年に数回。わんこに慈愛の目線を向けてくれたり、話しかけてくれるわんこ好きの人は多くて、ほぼ毎日です。
冷静に比べると、クレーム言う人は、職場の”扱いにくいお客さん”と同じ頻度。
つまりは、「気にしても仕方がない・・・文句を言うのが目的の人たち」とも極論できます。
言われる文句も、「うちの前ではおしっこさせないでね」は、納得できるし、気を付けながら立ち去りますが、ひどい場合は、ただ歩いていただけで、「バカ！朝鮮人！」と怒鳴られたことも。
以前書いた「いちゃもんおじさん」もおかしい一人。自分の家の前でもないエリア（本人には家の前なのでしょう）何もしていないのに、「ここを通る犬は１００％ここでおしっこをする」とおっしゃる。
いえ、おしっこせずに通り過ぎた、この目の前の私のわんこをどう解釈すれば？ １００％ではないはず。
夏の早朝は週３日は３０分以上見張っているし、ちょっと常軌を逸しています。
歩道の隅を、わんこと一列で歩いていたら、
「犬はちゃんと横につかせて！しつけだろう！」とおじいさんに怒られたことも。
たまたま人通りが多かったその瞬間、わんこと並んで歩く方が邪魔だし、私たちは一番隅を歩いていました。
道が混んでいて歩きにくくてイライラしたから八つ当たりしただけ。
すれ違う時、ぶつかりそうになり、怒鳴られたことも。
でも、「前方不注意」はお互い様。過失半分なのに、一方的にこちらが悪者に。
もう一つ腹が立つのが、「相手が私の夫（納得できなければやり返すぞオーラの出ている、少し大柄の中年男）でも、同じ内容・同じ口調で言うの？？中年女だとなめてるでしょう！」です。
実際、他の飼い主さんとこのネタで話した時、男性陣は、散歩中文句をほとんど言われず、女性たちはよく言われていると聞きました。
じゃあ、「住みよい街にするために」とか、「我が家の清潔を守りたいから」もあるのでしょうが、
「言いやすい相手に文句を言って憂さを晴らそう」も沢山あるでしょう？ と言いたい！！
・・・と、冷静に整理すると、
・多くが八つ当たりな文句
・文句を言われるより、温かく接してくれる人の方が圧倒的に多い
たとえは悪いですが、電車に乗ると、たまに、心の病なのか、ずーっと変な独り言を言っていたり、突然怒鳴りだす人、大声で意味不明の歌を歌う人などを見かけます。
これは避けられないので、嫌ならその時逃げるしかありません。
散歩中のクレームも、同じに考えればいいんですね。
たまたま病気の人に会ったとでも思って、やり過ごそう。
何か文句を言われるんじゃないかとず内心ずっとびくびくしていましたが、もう、このびくびくは卒業しよう。本当は気にする根拠がないのに、勝手にお化けを作っていたのは私。
