シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

ある母親の意見

私が親と距離を取っていることを知っている、お孫さんのいる女性に聞いてみました。
 
「今年は年賀状も出さずに、”あなたたちと付き合いたくない”と行動しているけど、通じていない感じです。親から見ると、どうなんでしょう?」
 
「自分が嫌われたなんて全く思いもしないでしょうね。」
 
「じゃあ、直接会って、”絶縁します”と言えば通じるんでしょうか?」
 
「無理かな。何があっても自分の子供、って思っているだろうから。」
 
「目の前の拒絶の言葉より、”あるはず”の「親子の絆」を信じるってことですか?」
 
「う~ん、でも、そういうことになるのかな。
 親側は、子供から嫌われるっている発想が全くないからね。
 私の夫も自分の親を嫌がっているけど、義父は全く気付いてないよ。」
 
 
 
なるほど。
私から見ると、訳のわからない私の親の「(兄との仲直りに)5年はかかる」のセリフも、
「5年も時間を与えれば、あいつも”親子の絆”を再認識して戻ってくる」という確信から来ているのかも。
 
私が、「わんこが私を嫌うことはあっても、家出(逃走)はしない」、と確信しているのと同じ感じ?
いや、可能性はすごく低いけど、酷く苛められたりすれば、わんこは家出するかもと思っているので、微妙に違う。
 
私には、この確信は永遠に共感できないのでしょうね。
私自身が決められることですら、絶対はないと確信しているから。
 
まぁ、「あなたは子供がいないからわからないのよ」と言われてしまえばそれまでの話題です。
ただ、実際に大人になった子供のいる人に伺って、「あの人たちが私の嫌悪感に気付くことはなさそうだ。」の方に、また一つ気持ちが傾きました。