シンプルライフへの遠い道

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見捨てられ不安

先日読んだ本では、「幸せ恐怖症」がトピックでした。
自分にも当てはまるとは思うものの、一番私を的確に表現する言葉は「見捨てられ不安」です。
 
相手の意向に従わなかったり、
相手に反対意見を言ったり、
相手に何か要求(お願い)をしたりすると、場合によっては嫌われ、拒絶され、居場所を失って
みじめに野垂れ死にするのではという恐怖・大きな不安です。
 
毎回必ず、何をしても(あるいは、何か特定のことをした時に)見捨てられるなら、法則性があるので、絶望はしても不安は少ない。
親の気まぐれで見捨てられ恐怖を植え付けられたので、自分で、いつ、何をするとダメなのかが分からないので、余計不安なのです。
 
 
親以外の交友関係をゆるりと振り返ると・・・・
私が恐れている拒絶に遭ったことはないことを発見!
 
そこそこ心が安定している人に、私が好意をもってアプローチしても、相手はそうでなくて距離を取られたことは何度もあります。
これは、ごく正常な人間関係の範囲内。私もやっていることだし。
互いにこれを繰り返して、「二人の丁度いい距離」が定まるわけですから。
でも、私が恐れるように、厳しく突っぱねられて面目を失ったり、悪口を言いふらされたり、嫌がらせで受けたり、はないかな。
 
私をいいように利用するだけの人は、私が誠実に接していても、思うように使えなければ文句を言うし、日頃も意地悪。でも、この手の親に似た人には、今思えば滑稽なほど尽くしたり、丁重に扱ったりしていたのですが、それでもぞんざいな扱いをされました。
我慢できなくなり私が離れても、うるさかった人はいません。
「利用できない奴は要らない人たち」なので、私のことは即座に忘れて次のターゲットに向かうだけ。
 
私の見捨てられ不安は、幼少期のトラウマな刷り込みなんですね~。再認識。