シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

亀の歩みの中でも・・・

私の気持ちの整理やACからの回復の取り組みは、亀の歩み。
自分がACと気づいて、4年半くらい経ちますが、心の平安は遠いです。
 
でも、自分でも頑張ったよね、と思えることはいくつかあります。
たまには自分の頑張りを褒めて、元気になりたいです。
 
一番大きなことは、親に愛されていないという現実を受け入れたこと
これが一番辛かった。
すべては、「親は私を愛しているがゆえにこういうことを言ったり、やったりするのよね」だったのに、実は違うと知った時の衝撃は一生忘れないでしょう。
気づいてから、受け入れるまで、何年もかかりました。
いやいや、愛はあったのよ、と思いたくて、ぐるぐる同じところを回り続けましたが、最後には哀しい現実として受け入れることが出来ました。
 
 
姉を巻き込まなかったこと
親と距離を取ることにした時、「こういうことを言われて、我慢ならないから、親とは距離を取る。」とは説明しました。
でも、親の悪口を言い募って味方にしようとしたり、自分が親に接触したくないから、「代わりに伝えておいて。」と頼むことはしませんでした。
姉には姉の親との関係があるので、私が絡むことじゃないから。
怒り狂っていたり、落ち込んでいたりと不安定な時期もあるけど、これを守ってきたのは良かったです。
おかげで、今のところは姉との関係は以前のままです。
 
 
試行錯誤を続けていること
ACからの回復は、考えて、感じて、他人との関係の中でやってみて、の繰り返しだと思っています。
親のせいでこうなった!という思いは常にありますが、回復の道は自分の足で歩むしかないと腹をくくれていることは、自分でも評価したい。
人と接するのは苦手ですが、特に職場は人間観察の場、試行錯誤の場、と考えて、休み休みでも取り組んできました。
おかげで、だいぶ楽になった部分もあります。
他人は私が思っているより、心が広くて、優しくて、批判ばかりじゃないと分かりましたし。
本当にゆっくりですが、数年スパンで見ると、回復はしているな、と思えるのは嬉しいことです。
(あまりののろま進歩にぐったりすることも多いですが)
 
 
自分に嘘はつかない
自分でも認めたくないこと-卑怯なことを考えていたり、責任転嫁しようとしていたり、現実から目を逸らしていたり- そういうことも、極力「これが今の私の気持ち。私の状態。」と受け入れるようにしています。
正直、自分のマイナス面は見たくないので、難しいですけど。出来る範囲で。
 
親には、「こう思っているんだろう」と決めつけられたり、「当然こう思っているよね!」と強要されたりして、自分の気持ちや感じていることと上手くつながっていません。
なので、プラスもマイナスもあるがままに自分とつながるように、ありのままを見るようにしています。
すぐに自分の考えや感覚に〇×を付ける癖もついているので(母親に常にやられて育ったからだと思います)、○×つけずに、ありのままを見るのも私には難しいですが、努力は継続中です。
 
 
 
こうやって振り返ってみると、亀の歩みでも、少しは進んでいるなぁ*^-^*