シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

罪悪感の正体

今、「ゲシュタルト療法」の本を読んでいます。心理療法の一つ。
 
その中で、「罪悪感は怒りが形を変えたもの」と説明がありました。
(本では、心理学の専門用語で説明されていて、いまいち理解できていない部分もありましたが、この解釈は間違いではないはず。)
 
親へのしつこい罪悪感は、怒りだったのか!   と思うと、すっと楽になりました。
 
確かに親には手間暇お金をかけて育ててもらったし、気遣ってもらったことがないわけでもない。
だからと言って、彼らが私を嘲ったり、私の気持ちを無視して好きに利用していいことにはならない。
彼らが自分たちのやり方を改めない以上、離れるのは自分を守るために必要だし、それに罪悪感を感じる必要はない。
 
・・・と頭では分かっていても、親から離れることへの後ろめたさがしつこく残って自分でも訳が分からないままでした。
他人との境界線をきちんと引けるようになってきて、親以外の嫌いな人と距離を取ることに何の罪悪感も感じなくなっているのに。
 
 
後ろめたさは、本来のものではなく、怒りの変形だったんだ~
 
そう思うと、縁切りを考えたときのもやもや感も格段に少なくなりました