シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

露出狂か?父よ

昨日父親から手紙が来ました。11月にこちらに来る話かとげんなりしながら開封すると、
 
来月大腸ポリープ摘出手術で入院するので、そちらに行くのは春に延期 
                                        とのこと\(^o^)/
 
げっそりしたのは、わざわざポリープの内視鏡写真のカラーコピーが入っていたこと。
 
画像が気持ち悪いんじゃありません。
自分も(胃だけど)内視鏡検査は受けているし、画像は平気です。
 
この、「画像を送ってくる感覚」が気持ち悪い!!
露出狂に付きまとわれている感じ?
 
私の父親のことは、「どこにでもいる男尊女卑の気のいい酒好きおじさん」としか思っていない夫も、「(こんなものを送りつけてくる神経に)かなりびっくりした。」そう。
この嫌悪は異常でもなんでもないですよね?
こんな親と40年近く付き合っていたので、私はすっごく嫌だと感じたけど、もしかしたらこれは普通の範囲内?と思ってしまう自分が哀しい。
 
 
父親は、妻子のことを自分の延長だと思っているんだと思います。
自分にとって重要なことは当然妻子にとっても重要で、詳細を知りたいだろうし、知っておくべきこと。
いえ、そもそもそういう自他の区別さえないと思います。
以前は、健康診断結果のコピーを送りつけてきたことがあるし。キモチワルイ。
 
私だったら、ポリープの画像なんて、夫には見せるかな? 見せないかな? くらいのもの。
入院することになって、姉に看病を頼むことになっても、症状は詳しく話しても、いちいち検査の数値や画像は見せません。
(姉が以前入院した時も、姉から細かいデータは見せられてないし、それが普通でしょう)
 
父親のこの感覚にぞっとする。気持ち悪い。
自己愛極まれり、なんだろうな~
 
父親が、友人知人にまで画像を見せて回る人だったら、「気の毒なイカレタ人」と思いますが、
それはしない理性はあります。
ターゲットにだけ人と人との健全な境界を持たずに侵入してくるのです。
無意識にしろ分かってやっている人が、自分にこういうことをしてくる(自分がターゲットになっている)ことに恐怖しています。
 
 
距離をとって本当に良かった!
以前の付き合いが続いていたら、当然手術の時には呼びつけられていただろうし、
(私にとってはどうでもいい)詳しい病状をだらだら聞かされたことでしょう。
 
私のことも、礼儀正しく聞き流すだけの配慮があれば、「不安なのね」と思って、話を聞くくらいしますが、私の”困った”は嘲笑するか、無視するか、捻じ曲げて困ったことなどないことにしてしまう人に寄り添う理由はありません。
 
 
今回も、当然無視です。(無視されたことで何か感じてくれればいいですけど・・・無理かな)
ポリープはかなり大きくて、もしかすると癌なのかもしれませんが、
自分でも驚くほどこのことには何も感じませんでした。
「(不摂生のせいじゃないの?)ざまぁみろ」とも、「手術なんて大変だろうな」とも思わない。
ふ~ん、で終わり。
同僚の親戚の話だとしても、「あらあら、大変。」くらいは思うので、
多分、何かを感じることを私の魂が拒否しているのでしょう。
 
でも、手紙には「春には一緒に楽しめるプランを考える」なんて書いてあって、「怒」です。
どうぞあなた一人でこころゆくまでまでお楽しみください。私は知りません。
 
色々な意味で、「相変わらずですね、としか申し上げようがありません。」