シンプルライフへの遠い道

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いじめ自殺問題に思うこと

いじめ自殺問題が大きく報道されています。
学校側の現実否認は典型的と言うか、あっぱれと言うか・・・。
 
苛めはなかった → あったけど、自殺との因果関係は不明 → 家庭環境が要因の場合もある
 
こういう展開を見ても、親を思い出す私。
ある意味、典型的なパターンで、「病んだ状態は他でも同じなんだな。」とため息です。
 
 
自分にとって面倒なこと、困ることは、
 
 そういう事実は存在しない(否認
 事実はあるが、お前が言っているほど大事ではない(矮小化
 お前のやり方にも問題があったんじゃないのか?
 だから、自分で解決しろ、我慢しろ。(責任のすり替え、知らんぷりすることへの正当化
 
私の親は大体がこのパターンでした。今でもそうです。
 
そのくせ、自分の問題は世の一大事とばかりに大騒ぎし、助けることを強要するのが納得がいきません。
 
 
事なかれ主義で黙殺して、被害者に我慢させる方が楽なのは分かります。
でも、私は、自分が守る相手のためには戦える人間でいたいと思います。難しいですけど。
 
 
この問題、学校側が心から謝罪や反省をすることはないんだろうな・・・。
「あ~あ、運悪く、面倒な事件が起きて、うるさい親に当たっちゃったよ・・・」
                             くらいにしか思っていない気がします。 
 
警察なり、教育とは関係ない第三者なりが介入するシステムを作らないと、
かつてDVが「警察は家庭に立ち入らず」で放置されたのと同じ状態は続くと思います。