時々、「神は超えられない困難は与えない」という趣旨の言葉を見ますが、私はそうは思いません。
義兄と義姉は、心が壊れてしまい、「普通の人」に戻ることなく一生を終えるでしょう。
義父の仕打ちがひどすぎたからです。
私自身、
原因不明の生きづらさを抱えて苦しかった時期（ACと気づく前）も、
自分がACだと気づいて、のろのろと回復の道を歩んでいる（つもり）の今も、
”確かに苦しいけれど、何とか天寿は全うできるかな” なんて手ごたえを感じたことはありません。
それよりは、よろよろと日々生き延びている、他のことで気を紛らせて誤魔化している、と言った方が正解です。
人は皆、それぞれ苦しみを抱えて生きている
私より、困難な状況でも頑張って生き続けている人が大勢いる
これも事実です。でも、本当にエネルギーが尽きた時って、
「溺れる者は藁をもつかむ」の藁をつかむ（周囲から元気をもらう）ことすらできないのですよ・・・。
せめて、他人を「心が弱い」と責めないでいようと思います。
それこそ、「人それぞれの事情と苦しみがある」のですから。
