シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

因果応報

「子供(私)が離れたのも、これまでの言動の結果だよ。」と親に対して思うようになりました。
 
仏教でもそういう考えがあるそうで、ちょっと励まされています。
 
私の記憶違いもあるかもしれませんが・・・殺人鬼が仏陀の弟子になった。仏陀は、彼の命は守ったけど(彼は私の弟子です、という形で)、彼が托鉢に行った町で、ぼこぼこにされても、それをやめるように町の人を説得したりはしなかった。
それは、彼がしてきたことの結果だから。彼が本当に改心したことを行動で示して、相手に許してもらうしかない。
 
こういうお話があった気が。
私の親からは、「もしかしたら自分の言動が誤解を招いて、機嫌を損ねたのかもしれない。」という視点すら全く感じられません。 
自分が毒親だと気づけ、とまでは言いませんが、一般的なお付き合いで考えても、かなりの無礼があったことくらいは気づいて改めてほしい、というのが私の願いです。
残念ながら、今のところ関係改善の余地なし・・・。
 
今読んでいるお坊さんの書いた本でも、「子供が問題行動を起こすのはあなたの子育ての結果ですよ。ここで立ち止まって、お子さんと向き合いましょう。」という内容のくだりがありました。
著者は、「親が悪い」とは言っていません。ただ、子供との向き合い方や、愛情表現方法がふさわしくなかった結果ですよ、と気づきを促している感じです。
残念ながら、彼らが気付きを得ることはなさそうです。
 
子供の立場ではどうすればいいのか・・・。
相手の気付きを促すのが望ましいのかもしれません。責めるのではなく、自分の今の気持ちを伝える、とかで。
 
でも、今の私にはそれは出来ません。
 
以前よりは格段に減りましたが、「関係改善のために何か私も動かなくてはいけないのかな?」と思うときがあります。
 
私は、「今のままのあなた方とはお付き合いできません。」とはっきり行動で気持ちを表現しています。私は相手にボールを投げました。
次は向こうが反応を返す番。
今のところ、「これまでと変わらない態度」しか返ってきていません。
そのたびに、「その反応では私は思い通りにはなりませんよ。」と返しています。
 
 
子供に切られる・・・が、親の因果応報。
 
親が毒親でACになってしまった・・・が、私の「苦」の一つ。
 
どちらも仕方のない現実なんだな・・・と納得が深まっているだけでも良しとしよう。