シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

母去りて

姉宅に子守に来ていた母が、今日帰ったはずです。やれやれ。
 
もともと押しかけては来ないし、今は電話もしてこないのは分かっているのですが、近くにいると思うだけでいやな気分でした。
 
親に対してこういう気持ちでいるのも本当はいやですが、仕方ない。
先日、「終活」のTVを見ました。
母親の書いたエンディングノートをもとに、母娘で語り合っている様子も出てきました。
 
もし、母親とこういう風に和やかに話して、
出来るだけ母親の希望に添えるように気持ちを確認できたり、
娘としての自分の気持ちを伝えたりできたらどんなにいいだろう
 
母親は生きていて、ボケてもいないのだから、今からそうすれば? ・・・いえ、無理です。
 
こういう話題を振ったら、私は即座に「母親の世話係&便利屋」に任命され、
いいように利用されるだけ。
しかも、「和やかな話」はなく、母親が一方的に希望をまくし立て、(それだけならまだしも)私を見下したり、嘲笑したりするでしょう。
 
夫に、
「もし、付き合いを続けていて父が先に亡くなったら、
 ”あんたは お義母さんの相続をやったんだから、色々分かっているでしょ。
  今回、うちのこと頼むわ。”
 と丸投げしそうだよね~。その上、遅いとか文句言いそうだよね~」
                                             と言ってみたら、
「そうだね」と苦笑い。
 
他人の夫にもそう思われる人です。
 
 
現実は理解してかなり受け入れることもできましたが、
この現実を悲しく、さびしく思うのはもうしばらく続きそうです。
この悲しさにも波があって、時々受け止めきれないくらいの大波が来ます。
 
波に流されても、溺れ死なないようにしよう。