シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

呪いからの脱出 食事編

食事(料理)でも親の呪いの声がまとわりついていました。
 
 「ちゃんと出来ていないと批判される」 です。
    そんな手抜き料理を(夫に)食べさせているのか
    なぁ~んね!あんたは!(ちゃんとやってない)
                                         などなど
 
で、ずーっと自分は(平均すると)まともな食事を用意していないし、ダメ主婦 と感じていました。
 
世の中には、料理をしない専業主婦もいるし、
いつか見た「日本の食卓」の写真本と比べても、我が家は酷くない、 
                               と知識で分かっていてもダメでした。
 
親に私の食生活を批判されたことはないです。
そもそも、我が家の食生活を親に知られたことはないし、親も気にしていないし。
批判される気がするのは、「呪い」です。
 
 
やっとこれからも自由になったかな~ と感じています。
自問すると、食生活の優先順位は、
 1.飢えを満たす!
 2.出来る範囲でバランスの取れた食事にする(野菜を増やす。炭水化物だけにしない。)
 
バランスの取れた食事が出来ていない気がしていましたが、実はそこそこ出来ています。
 
週末の食事
(土) 朝:もち入りトン汁、パイナップル
    昼:めんたいフランスパン、野菜ジュース、リンゴ半分
    夜:トマト鍋(二人で野菜5種類、合計1kg、肉類250g・・・1割ほど残りました)
 
(日) 朝:パン、カフェオレ、野菜ジュース
    昼:トマト鍋の残りで雑炊(卵とチーズを追加)
    夜:ラーメン鍋(二人で麺二玉、野菜5種類1kg、肉100g、ちくわ2本)
 
料理としては手抜きばかりですが、バランスは悪くない。
私は料理は嫌いじゃないけど、わんこの世話や手芸を優先したい。夫も今の私の用意する食事に不満はないらしいので、今のままでもいいんじゃない?
やっとそう思えてきました。
 
 
母親はちゃんと料理をしていた、と思い込んできましたが、実は違う。
確かに、コロッケ、ハンバーグ、餃子、白合え・・・と手作りしていました。(私は市販品ばかり)
でも、夏休みの昼ごはんは毎日ホットケーキか、売れ残り安売り菓子パンだったり、
餃子の日は、子ども達は白ごはんと餃子だけ、だったり、
作りたくない日は父親の好物の「刺身の盛り合わせ」を買って、父親の不満を封じて誤魔化したり。 主婦として、上手くメリハリつけてやっていました。
父親には二日続けて同じおかずを出さなくても、子どもと自分には出したり。
 
 
どんな批判をされるんだろう? とよく考えてみると、「母親と同じでないと批判される。」です。
私が毎日うんと手の込んだ料理を作っていたら、今度は、
 「そこまで手をかけなくても大丈夫なのに、要領が悪い。」とか、別の批判をする人です。
(そういえば、ちょっと高い調味料を買っていたら文句を言われたことがあります。)
 
 
結局、私のやっていることの是非ではなく、「誰かを批判して自分の不安や自信のなさから目を逸らしたい」から文句をつける人たちの言うことをいちいち気にするのは止めよう。
 
 
まだまだ親の呪いに絡めとられているな~と思うし、
あの人たちと接触はタブーです。 
ちょっとの油断で呪われた立場に引きずり戻されそうです。