シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

糸の切れた凧

今年から親との関わりは全て断とう、と決めました。
 
最後まで残していた付き合い・・・年賀状も今後はなし!
相手が何か言ってきても、無視!
 
そう決めて、最後の細い糸を切ってから、とっても気持ちが軽くなりました。
 
いつまでももやもやしていた原因の一つが、細い糸一本だったみたいです。
 
 
最後の細い糸一本切るリスクも何度も考えました。
実はなかった。
 
不幸中の幸い、私の親は、見栄も世間体もかなぐり捨てて、
我が家に押しかけたり、職場に電話してきたりすることはありません。
「自分たちは正しいのに、子供の方がおかしくなった」というスタンスを守るには、
自分たちは冷静な大人としての振る舞うしかないでしょう。
 
私は大人になってからは親から何の援助も受けていないので、縁が切れても何も不自由はありません。
 
彼らに残された方法は、
 ・自分達も音信を断って、”お前は親に切り捨てられたんだぞ”と思い知らせる。
     彼らから接触があることが私の苦痛なので、音信不通は大歓迎です。
 
 ・私を相続人から外す正式な遺言を作るぞと脅す or 
              お前の態度がこの結末を招いたと相続人から外す遺言を作る。
  (親子の縁を切ると脅す・・・・父が以前使った手口です)
     多少はショックだと思います。
     でも、事前に知る事が出来たら、私は大きな心の平安を手にするでしょう。
     老親を見捨てる後ろめたさから解放されますから。
     親の死後知った場合も、「やっぱりこの程度の人だったんだ。」と思えて、
     気鬱にならずに済むでしょう。
 
 ・姉や親戚を使って私に圧力をかける。
     プライドがあるので、この方法は使えないでしょう。
 
 ・今までどおり連絡を続ける。
     親はやりそうですが、無視するので、大丈夫。
 
 
こう考えると、別に私にリスクはない。
ちょっとしつこい、実害はないセールスみたいなものです。
 
色々考えて、年賀状の付き合いだけは残しておこうと思っていましたが、
自分の心に悪影響と思い、止める決心をしました。
実際に決心してみると、晴れ晴れとした爽やかさが広がっていくばかりです。
 
糸の切れた凧は、バランスを失って堕ちることなく、のびのびと大空を漂っています。