シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

また思い出した暴言

自分でも、何年も親の悪口書き連ねてよく飽きないな、と思います。
 
でも、そのおかげで、自己否定感からは卒業できました。
親と絶縁する覚悟も日々固まりつつあるし、
「育ててもらった恩」から来る絶縁の後ろめたさも、「それが何か?」に変わってきました。
 
ゆっくりですが、自分がいい方向に向かっているので、こうやって本当は親がどうだったのかを明らかにして、新しい物語を作るのが自分の回復作業なんだな、と思います。
 
 
昨日怒り爆発していた父親の暴言。(以前も思い出してブログに書いたかも)
 
お前は姉ちゃんが持っているものは何でも欲しがるから、
姉ちゃんに彼氏が出来た時、焦って姉ちゃんに対抗して、ろくでもないくず男と付き合いだすんじゃないかと思っとった。
 
という内容のことを言われたことがあります。
 
思うのは自由です。
父親なんだから、親の贔屓目で、私を人徳者として見てよ!とは言いません。
姉を妬んだ事がないなんて、嘘はつきません。
でもね、これ、本人(私)に言うこと?
それに、姉の持っているものを欲しがったのって幼児の頃でしょ?
酷い侮辱・無礼です。 この一言で絶縁には十分! と今なら分かるのに、言われた時はあまりに抑圧されていて、反論する気力もありませんでした。
 
 
どんなブスに育つかと心配しとった。
 
これは中学か高校の頃言われました。思春期の娘は深く傷つきました。
 
 
父親の言動で、傷ついたり、不愉快になったことはすぐに20は挙がります。
「あの時だけは、自分の望む優しく見守ってくれるお父さんだった。」というのは片手で足ります。
これまで、その数回のエピソードにすがって、「父親はあんな性格なりに私を愛してくれていた。」
と思っていたんだな~
 
 
大事なのはベースです。
「親も人間だから、子供に八つ当たりしたり、無視したりしてしまうこともある。」
が許されるのは、日頃は子供の気持ちに寄り添っているからでしょう。
 
自分の親は、日頃は自分の都合優先で、子供の気持ちは無視。
たまに気が向いたときに思いやりを示す時もある、でした。
 
ベースが逆転していたんだ。
でないと、ここまで暴言吐けないよ。
 
距離を置いて、冷静に見直せば明らかなことも、理解するのに時間がかかります。