シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

ひとりでも安心して暮らす方法  松原惇子著

将来の不安を先取りしてくよくよしやすい私。
それなら、情報を集めて、今から出来ることをやるなりすれば安心♪ ってことで、
この手の本は時々読みます。
 
この本はとっても良かった!
 
著者がひとりの老後を応援するNPOを立ち上げているだけあって、具体的でした。
 ・健康管理
 ・悔いのないようにやりたいことは今すぐ始めよう
 ・遠くの親戚より近くの友達
 ・気力・体力のあるうちに身辺整理
 
この辺りは、一人の老後を扱った本では定番の内容(対応必須項目とも言えます)
 
具体的で、目新しかったのがこちら
 ・遺言を書こう(成年後見人についての説明も)
 ・いざときノート(もしもの時の自分の希望や、連絡先、財産などについてまとめておこう)
 ・終の棲家を考える
 
目が痛かったのがこちら
 ・姪やきょうだいの甘い言葉にはご用心
    「姪やきょうだいに最後の世話をしてもらいたい」なんて甘いことは考えていませんが、
    私が一人になって施設に入ったら(ボケてなかったら)、数年に一度でも会いに来てくれる    関係だったら嬉しいな~ 程度には考えています(^^;
 
 身内を当てにしない=身内と付き合わない、ではないのだから、
 変な甘えは捨てて、自分の始末は自分でつける覚悟をした方が、本当はストレス少ないだろ  うな~と思い直しました。
 
 
 この本は、還暦前後以降の方向けに書かれたようですが、
 「やりたいことは今すぐ始めよう。」
 「本当に欲しい物はケチらず買おう。」
 「遺言を書こう。」
 「いざときノート」 
   ・・・今の私にも色々刺激になる内容が盛りだくさんでした。
 
 私が急死したら、夫はわんこの世話、出来ないよ・・・
 薬は動物病院に問い合わせれば投与量は分かるけど、フードやおやつの量・種類とか、
 シャンプーなどのお手入れのやり方・頻度とか。
 わんこお世話マニュアルは作っておいた方がいいな・・・。