シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

狂人

いきなり差別用語・・・だったらすみません。
 
 
自分なりに、親がどういう人物か、把握し直そうとしてきました。
 
以前は、「男尊女卑や横柄さなど嫌なところもあるけれど、
      自分のことを愛して育ててくれた人たち。」
                          と、能天気に自分を騙していました。
 
あれは精神的虐待だったじゃないの?と気付いて、現実を見つめ返し、
私にとってのあの人たち像を捉えようとしてきました。
 
でも、どうしても無理な部分があるんです。
自己愛性人格障害とか、現実逃避の否認とか、
「自分の子供だから、どう扱っても良いと思っている。」
そういう言葉ではどうしても説明できない。
 
「中絶なんかしとらんやろうね。」 と暴言吐いた数分後に、
「次回は○○さん(夫)にも是非会いたいから、よろしく伝えといて。」とにこやかに言う父。
 
「他人に干渉してないで、自分の面倒見たら!」と私が怒って声を荒げた直後に、
「デジカメを買いたいんだけど・・・」と平然と話題を変えて相談する母。
 
 
私は混乱したままです。
 
私のピンチはことごとく黙殺するのは、「面倒はごめんだよ」なんだな、
いつも言いがかりをつけて批判したり、あざ笑ったりしているのは、自分に自信がないから、貶めても大丈夫(と彼らが思っている)私を蔑んで、相対的に自分を上げようとしてきたんだな、
                                              と、解釈できています。
 
でも、この豹変ぶりはどう解釈すればいいのか分からないのです。
もやもやしたものがずっと私の心の中にあります。
 
分かろうとするのはやめました。
あの人たちは、「狂人」なのです。
壊れているのです。狂っているのです。
 
本人、誰が相手でも、こんな変わり身をする自分自身の居心地が悪くならないのかな?
相手の気持ちを無視して、自分を押し通す人は大勢いるけれど、
これはそれとは違う感じがして、訳が分からなくて、私はずっと混乱しています。
 
「あの人たちは狂人だから理解不能。」 それで納得することにしよう。
でないと、私がおかしくなってしまうから。
 
 *父親はよく自分が理解できない価値観の持ち主(客観的に見て、個人の選択に過ぎないの   に)を「狂人」と言っていました。
   私にとっては、父親こそが、 です。