シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

うまの合わない同僚 落としどころ

うまの合わない同僚、自分の中で 「認知症初期」ってことにしました。
 
モラハラ店長」や「アル中父親」と違って、この言葉は本人の責任じゃないのに、悪く言うみたいで気が引けていたのですが・・・
別に誰かに言うわけではないし、
こう思うことで、自分の気持ちも静まるし、彼女にも穏やかに接することが出来そうなので、
    全て丸く収まるのだからいいの!  実際にそう思っているんだし! ってことにしました。
 
 
彼女を認知症初期?とおもって、スーッと納得できたのは、理由が幾つかあります。
 
悪意はなさそうなのに、本当に何度も何度も同じことを聞く。
  しかも、他の人のように、「そう言えば、(以前同じ話をしたときに)こう言っていたね」
  と話の途中で思い出すこともあまりないようです。
  (少なくとも本人は表に出しません)
 
「以前話したと思うのですが・・・」と話の途中で入れても、「あぁ・・・」とあやふやな相槌を打つだけのことも時々あります。
話を振るだけで、聞く気もなければ聞いていないのかと思っていましたが、
もしかすると、本人、以前聞いた話なのかはっきり思い出せず、あやふやなのかもしれません。
 
 
今年も!
夏は新体制で週に一回だけ、引継ぎの10分程度会うだけになったのに、3回は言われました。
「裸足で寒くないの?」
毎回、 ・暑がりだから平気
     ・同じシフトに入る人に冷房が苦手な人がいるから、裸足じゃないと暑くて大変
                                     と返事をするのにもうんざりです。
 
新シフトが決まるまでは、壊れたレコードのように、新情報はないか、あなたの希望は?と
毎回聞かれて疲れました。
私に聞かないでください!と言っても、次に会った時はまた聞くし・・・何だこいつは!と思っていました。
 
私の微熱についても、いつ頃からどういう症状で、これまでどういう検査を受けたのかも
彼女が聞くから、10回は説明した気がする・・・
 
嫌がらせに同じ事を聞くのか?と思う時もありましたが、それとも違う雰囲気だし、理解不能で居心地が悪かったです。
が、「上手く記憶を整理できないのね」で、納得できました。
 
 
ちょっと込み入った計算になると、恐ろしく時間がかかります。
 他の、うまの合わない同僚と同年代の人と比べても遅いし、
 「この遅さは、かつて一緒に働いた70歳過ぎのおじいちゃんのようだ・・・」と思っていました。
 
迷って判断が遅いのではなく、判断するの必要な情報整理が遅い。
  他の同僚も、「ちょっと何かあると、パニックになって判断できなくなる」と言っていました。
 
これは、彼女が若いときからの個性なのかもしれません。
自分が決め付けられるのが嫌いなので、勝手にあの人は病気だとか、おかしいとか決め付けるのは極力控えたいと思っていますが、今、アルツハイマーについての本を読んでいて、その前段階症状(アルツハイマー発症数年前に増える状態。この前症状があるからと言って、必ず発症するわけではない)にあまりにぴったり当てはまるので、そういうことにして納得することにしました。
 
今後は、多少はおおらかな気持ちで接することが出来そうです。