最近、静かに沈んでいます。
子供のときの見捨てられ感覚がありありと蘇って 哀しいのです。
「大人になってからの自分」は、これから取り戻していけます。
今は、親の干渉は退けているし、ゆっくりではあっても、少しずつ[自分でいいんだ]と言い聞かせて、自分の気持ちそのままを受け入れるように努力したりもしています。
「親の呪いからある程度脱却した自分」になって、残りの人生を過ごせたら、
少しは人生取り戻せた気になれるかな? と思います。
でも、子供の時間は、取り戻せません。そのことが私を沈めます。
親の愛情と保護と見守りの中で過したかったのに、現実はそうではなかった。
本当は親の接し方に問題があったのに、自分が悪いと思い込んで、自分を責めて、
親に気に入られるように必死になって過ごしていた日々・・・
酔っ払って子供返りする父親
自分が面倒だと黙殺して知らんぷりする母親
今思えば、あの頃の私は、親に愛されていないと知っていました。
あの頃の私にとって、親に拒絶され続けるということは、この世から「いらない」と
いわれ続けることでした。
気持ちがきゅーっと縮んで苦しかった。
あぁ、まだまだ 喪ったものを嘆ききれていないんだな~
いつまで経っても、同じことを愚痴愚痴と、とは思わないでおこう。
少なくとも、家を出るまでの18年分の悲しみがあるのだから、
嘆ききるのに数年では私には足りないのです。