シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

私がターゲットな訳

特に結婚してから、兄弟の中で親が私にだけあれこれ口うるさく干渉したり、
あざ笑ったりするのはなぜか?ずっと疑問でした。
 
今読んでいる本に、答えが簡潔に書かれていました。
 
DV加害者は、殴り返す相手は殴らない。
 
答えは単純。
この本によると、「子供が小さい時には、子供を殴っていたDV加害者も、息子が思春期になって、体格が良くなり、反撃される可能性が出ると殴らなくなる。(逆らえない者を選んで殴る。)」だそうです。
 
 
我が家に当てはめると、姉は反撃する
「うるさい!」と電話をたたき切ったり、親がぶつぶつ言っても、「あー、はいはい。」と言って聞かなかったり、親に黙って転職したり。
  だから、姉には何も言わない。
 
兄は、老後の世話を兄夫婦に引き受けてもらっていたこともあり、大事な命綱。
私の知る範囲では、干渉はしても、あからさまな嘲笑は控えていました。
干渉しすぎて、親は兄に絶縁されましたが。
 
 
私は、色々言っても、ぶつぶつ反論するだけで大きく拒絶もしないし、
老後は兄夫婦を当てにすればいいし、
で、「ストレス解消にあざけったり、奴隷よろしく使ってもいい奴」ってことにされたようです。
 
本で言うところの、「殴っても反撃しない奴」と判定されていたようです。
 
両親が、わたしが子供のときから言い続けてきた教育方針
我が家では子供たちを平等に扱う
   は何だったのでしょうね?
 
私は40年騙され続けていたのです
         
しかも、「手近にいたぶりやすい相手がいたら。それがたまたまお前だった。」その程度の理由しかなかったのです。
 
わたしの推測は当たっていたんだ! というのと、 
 これが専門家が経験と分析から出した”現実”なのか・・・
             と、何ともいえないがっくり感に襲われました。
 
 
今、親が私のことをどう思っているかはわかりません。
私に嫌われたことは、羅列され続ける事実(連絡がない、電話に出ない、手紙に返事なし、祖母が他界した時も、連絡なし。結婚以来続けていた父の日・母の日のプレゼントが来なくなった。姉とは会ったりして、「多忙」や「体調不良」はこの不義理の理由ではない。)を前にしても、
認めてはいないでしょう。
だって、「奴隷にご主人を嫌う権利なんてないから。」
 
そうは言っても、不愉快だろう、(せめてそう思いたいです)。
当てにしていた兄夫婦との絶縁も5年近くなる現在、自分の老後を考えると、私の知らんぷりが続くんじゃないか?というのは、当てに出来る候補が一人減るという意味で、ストレスになっていればいいな、と思います。
 
接触しないを貫く以上、彼らに一矢報いることが出来るのは、「逃亡奴隷」でい続けて、
「奴隷に逃亡された」不名誉(?)や不便さを与え続けることだけ、ですから。
そのくらいの復讐は自分に許します。
 
親が私を嘲笑したり、奴隷扱いしてきた理由が、
せめて高尚で複雑なものであったら、
もう少し、がっくり度が下がったのかな?
 
どれだけ自分が軽く扱われてきたか、取るに足らないものと思われてきたかが分かって、
哀しくなります。
 
                           でも、これは過去のこと。