シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

親から電話

連休中に親からの電話が留守電に入っていました。
(親からの電話は自動的に留守電になる設定)
 
近況を心配している様子でした。
 
でも、迷った末、折り返しの電話はしませんでした。
 
想定されるやりとりが、いつものパターンになりそうだったから。
 
親が「こちらは大丈夫」という答えしか聞くつもりがない場合も
  (無意識に許容できる答えを制限しているけれど、彼らには自覚はありません)
 
こちらの苦労話を聞くつもりの場合でも、
 
結局は
 「被災地の人たちのことを思えば、なんてことはない。
                       我慢して頑張らないかんよ」
 
 と、安全な場所から上から目線で説教し、嘲笑のおまけまで付きそうな予感。
 
 全く同じ内容の言葉でも、こちらに寄り添う思いやりのオーラを感じれば、
 「ありがとう!がんばる!」と元気が出るけど、
 裏に「苦労知らずのお前もこういうときくらいは我慢ってことも覚えないとね!」という嘲笑が
 混ざっていては、とてもありがたく受ける気にはなれません。
  (哀しいことに、この手の嘲笑は私の被害妄想ではなく、これまで何度も何度も
                                               経験したこと
 
彼らは、私と話すとき、自分の優位性、自分の優越性を再確認して、
                   自意識を維持するのが無意識の目的の場合が殆ど・・・
 
 
この落ち着かない時に、わざわざマイナス感情が起きる場面を作る必要はない。
 
     
これが単に私が苦手な人とのやりとりシュミレーションの場合、
私の被害妄想なだけで、スムーズなやりとりで終わることも多いです。
私の話の仕方が失敗のことも多いし、一つ勉強させてもらったと思える。
思い込みで、遠ざけず、用心しつつ接してみるのも練習、と思うように努力しています。
 
が、こと彼らに関しては、付き合い歴40年。
 予感的中率 8割以上。  
 
こういうときだからこそ、話したくない。
大事な家族や友人を亡くした方が多い時に、こういうことを思わずに済めば幸いなのですが、
これが私の現実なので仕方ない。
 
今、自分自身に一番戒めていることは、
   想像もつかないほど大きな困難に向き合っている人が大勢いるのだから、
   こんなこと考えることすら良くない事!
       と、日常のちいさな不満やストレスを取り上げることを自分に禁じることです。
 
こういうときだからこそ、小さなことでも無視せず、自分で昇華して、
周囲にマイナスエネルギーを撒き散らさないようにしたい。
状況が落ち着いたときに、抑圧したストレスや不満が爆発して、攻撃しないようにしたい。
 
黙殺した不満、
抑圧した悲しみはいつか無意識から大きく湧き上がって私を苦しめるのですから。
 
 
     自分の暗い面も受け入れた上で、
            自分に出来ることをやっていこうと思います。