大地震の日、さすがの私も親に無事を知らせる電話をかけました。
帰宅すると、留守電に母親のメッセージが入っていました。
電話が繋がりにくい中、心配して何度も電話してくれたみたいです。
電話すると父親が出ました。
こちらの無事を知らせ、姉から連絡がないかたずね(この時は姉とは連絡取れてなかった)
電話終了。
父親も心配だったのか、いつもの上から目線の嘲笑モードではなく、普通に会話できました。
この電話から約1週間。
親とは随分距離が出来たな~とじみじみ。
日頃付き合いはないけど、安否を案じあう仲の親戚、くらいな感じです。
逆に親が被災したら、私も電話くらいはするでしょう。
でも、リュック背負って探しには行かないと思う。
精神的に随分距離が出来たことを確かめることが出来ました。
上手く言えませんが。
頑なに、マイナス方向にこだわって、「電話もしない!」となれば、
まだ親に囚われている証拠です。
今回、すんなり、「無事は知らせておくか」と電話はするけれど、
自分の不安な気持ちを聞いてもらおうとか、
姉から連絡があったらこちらにも知らせて欲しいと頼むとか、一歩近づくこともしない。
ビジネスライクに付き合えるようになって来たかな、と思います。
絶縁はせず、年賀状だけの付き合いにしておいて正解でした。
非常事態に連絡するのに気まずさはないけれど、日頃の付き合いはしない自由もある。
今後、状況に合わせて気楽に変化できる余地を残しておく、 私には大切なことです。