仏教のお坊さんの書いた本です。
ずっと前に、生協宅配で買っていたのですが、ぱらぱらと見て放置していました。
一度目を通して、手放そうと読みました。
ACな私にとって、励ましになったのは、
幸せになりたいとか、苦しいのは嫌だとかいうのは、「エゴ」ではない。
生命なら自然に持っているのが当たり前の望み。
この「当たり前の望み」まで、「わがまま」呼ばわりするから世界がおかしくなる。
という主旨のくだり。
ずーっと、自然な欲求まで、「わたしのわがままなんだ。こんな要求をする自分は悪い子なんだ。」と思わされてきました。
「これって、わがまま?」と思ったら、毎回立ち止まって検証する必要がありそうです。
今回の急性胃炎でも、
「病院に付き添ってもらいたいって頼むのはわがままなのかな?
夫も仕事で忙しいのに。」
と葛藤がありました。
でも、本当に一人で歩いていけるか不安になるくらい体調が悪かったのだから、わがままじゃなくて、自然な欲求。
わんこも、体調が悪い時は一人になるのを嫌がるし、
声をかけたり、体の一部にそっと触れていると安心します。
この「自然な欲求」を「わがまま」と断じる彼らとは、やっぱりつながる(付き合う)必要ないんだって安心しました(^-^)
この本の他の部分は、分かったような、分からないような・・・そんな感じです。