シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夢はなくとも  (貧乏入門)

「貧乏入門」で印象に残ったのが、
 
     夢はなくていい
 
(著者は、実現可能な目標と、実現がかなり難しい夢に分けていました。)
 夢は、自分の努力だけではどうしようもない部分が大きい「こうなったらいいな」かな?
 3キロダイエットは出来ても、痩せてモデルになる!は実際は無理でしょ?(少なくとも私には) 
 
私は、小さな目標(物を減らしたいとか、溜まった雑用を片付けたいとか、あと2キロ痩せたいとか)は苦痛の元にはならないけれど、
 
    上昇志向を持つべき
    自己実現に向け努力するのが望ましい姿
    
こういう価値観にげんなりしていました。
 
自然に「夢」が心にわき上がって、「夢」に向かって努力できる場合は何の問題もないです。
でも「夢に向かって努力するのが望ましいから夢を持ちましょう。」までいくと、違うと思う。
 
向上心はなく、賃金に見合う最低限の働きさえすればいいや~のパート労働者
わんこと昼寝暮らしのぐうたら主婦
 
                これじゃダメ? 
 
 
貧乏入門に「夢のない私」で問題ないと言ってもらえて、
それどころか、(目標はいいが)夢を持つのは心の平安の為には望ましくない、といってもらえて
ほっとしました。
 
今は、微熱生活からの卒業 と 物質・精神両面でのシンプルライフ が目標(夢) かな・・・
 
キャリアアップとか、貯金して家を買う(やりくりを極めた上で)とか、ビジネスを始めるとか、
そういう分かりやすいことでないと、「夢」じゃないと思い込んでいるのも、
 
            「夢を持とう!夢があるのはいいことだよ!」
 
に疲れる理由だと思いますが・・・。
 
 
      どこにでもある小さな暮らしを現状維持で生きていく-