シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

ブッダの詩(ことば)       奈良泰明著

仏教(ブッダ)に興味が湧いて、読んだ数冊のうちの一つ。
仏教について何の知識のない人でも分かるように、エッセイ風に書かれています。
 
頷くことは沢山あったのですが、
一番今の自分に響いたのはこれ。
 
困難な状況は限りなく続いて出てくるのだし、それを乗り越える努力の中に幸せ
を見つけるよりしょうがない。
 
これは、ブッダの言葉ではなく、色々な苦労をされてきた在家の方が、著者に言った言葉の一部です。
 
 
自分では、結婚後は安穏と暮らしているな~と思ってきました。
大まかに言うとそうです。
命に関わる大病もなく、大きなトラブルもなく、ありがたいことに経済的にも安定した生活です。
 
ですが、ゆっくり振り返ると、
仕事を辞めて、今の住まいに引っ越してきて、生活に慣れるのに一年がかり。
パートを始めて、慣れるのに一年。
子どもをどうするかで悩んだし、
わんこを迎えて一年くらいはしつけに苦闘しました。
手芸の教室に通い始めたり、
買い物依存で悩んだり。
電話魔の同僚に悩まされたり。
自分がACと気付いてからは、考え込む日々でした。
義母が亡くなってからは、夫実家が落ち着くまで、不安だったり、雑務の多さに閉口しました。
 
まぁ、それなりに、色々と悩みのネタは尽きないな~という感じ。
 
色々ある日常の中で、幸せを感じられるようになれたらいいな、と思います。
私の場合、淡々とした日常の中に幸せがなければ、どこにある? という生活ですし。
(華々しい業績を挙げたりする機会もないし、機会を求めようとも思っていませんから)