全部読みました。
この本に励まされたのが、一つのエピソードとして出てきた、毒親との死別のくだり。
ある人は、親に対して愛情を尽くせば、最期に気持ちが通じるかもしれないと一縷の望みにかけて親の介護をして看取りました。
親の反応は、彼女の期待とはかけ離れたものでした。
それについて著者は、
人は生きたように死んでいくので、今わの際に改心すると期待しても、失望するだけ。
という趣旨のことを書いていました。
うん、そうだよね。
あの人たちから離れたのは、私にとっては正しい選択だったんだよね。
また励まされた気がします。
親から離れるのは、世の常識とは違うし、
まだまだ自分の気持ちに従うことに慣れていないので、自分の選択が正しいと思いながらも
すぐに不安になります。
時々、
これでいいんだよ と力づけてもらうことが必要です。
人との別れへの感じ方はそれぞれ。
時と共に気持ちも変わる。
それに良いも悪いも基準もない。
感じるままでいい。(だた、表現する場所や相手は限られる。残念ながら)
この本はこういっているように感じました。