シンプルライフへの遠い道

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お釈迦様のお墨付き?

「考えない練習」という本に、こんな趣旨の言葉がありました。
 
 何事も 自分にとって 良いもの(心地よいもの、ためになるもの)と、悪いもの(いやな気持ちを引き出すもの、自分を駄目にするもの)に分けることが出来る。
 悪いものとは距離を取るように、とお釈迦様もおっしゃっている。
 
                                           のだそうです。
 
そう、いやなものからは遠ざかっていいのです!
親との付き合いを考えた時、どうしても「(親が嫌いでも、相手がひどいことを言ったりしたりしても)ある程度は付き合わなくてはいけない。親だから」という思い込み・世間の無言の圧力が顔を出します。
 
自分が、「嫌だ!この人たちと接触すると、自分の悪い気持ちが膨れ上がるし、
嫌な思いもするし、会わない方がいい。」そう思ったら、それでいいんですね。
 
実際、いい仲間に恵まれると才能を発揮できるようになるし、
人のあら捜しばかりする人の集団にいたら、いつの間にか自分もその仲間になったり、悪く言われないようにすることに気を取られて萎縮したりします。
自分にとって居心地のいい場所に身を置くことは大切。
 
 毒親は、こういう考えを話すと、
  ・苦労を避けて、自分を甘やかしているだけ。
 
  ・世の中、そんな場所はない。
 
 と言います。
昔は、それも一理ある考えだと思っていましたが、今は違います!
距離を取るか選択肢がない場合も多いのですから、選べることだけでも、自分に毒になることは避けていいはず。
 
自分たちがストレス解消に言いたい放題できる相手を確保する為に言っているだけ、と今なら分かります。(本人達は無意識での発言ですけど)
相手が理不尽にはもう我慢しない!となると、自分たちが付け入る隙がなくなるので困るのです。
DV加害者も同じ論法で被害者を家に封じ込めようとするそうです。
(経験もないのに、お前を雇ってくれるところなんかない。
 何かヘマしてすぐに辞めるに決まってる。 など)
被害者が自立して、苛める相手がいなくなると困るからです。
 
彼らの巧妙な(気付いてみると分かりやすい)へ理屈は気にしない。
 
お釈迦さまのお墨付きもいただいたことですし、自分の気持ちを下げる場所や人からは遠慮なく遠ざかることにしよう。