シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

心的外傷と回復

「専門書」です。
字は小さいし、厚い。
 
途中で止まっていましたが、続きを読み始めました。読み続けるのが辛くて止まっていましたが、回復も足踏みだよな~と、再開しました。
 
自分がACだと気付いて、2年以上経ちますが、回復も亀の歩みで、自分でも何だかな~と思うことが多いです。
 
最初の頃は、親の愛を諦められず、苦しかった。
実は愛されていなかった、という事実を受け入れるのが難しかった。
   自分の言動を工夫すれば、少しは状況が良くなるんじゃないかと思い巡らせたり、
   大げさに解釈して騒いでいるだけじゃない?と過小評価(否認)を試みたり。
 
この2年間で、あの人たちと気持ちを通わせるのは無理だと悟り、何とか受け入れました。
今は、私も彼らを拒絶しています。
実際に、会わない、連絡しないを続けているし、
(夢の中ですが)彼らの理不尽を我慢せず、反論したり、反撃に出たり、家を出たり。
 
今でも、「どうして私の親がああなの?」と答えのない問いにつかまることがあります。
 
対人関係でも、過剰な責任感で、相手の不機嫌まで自分の責任のように感じることは殆どなくなりました。
「断って、嫌われたらどうしよう?」もだいぶ減りました。
良く考えて、断るしかない、と判断した結果、相手がどう反応するかは相手の自由だから。
いい感じで、他人と距離を取れることが増えたように感じます。
 
回復に向かっているのは確かだけれど、心のエネルギーが下がっている時は、
どうしようもない袋小路でうろうろし続けている気がして、気が滅入ります。
それも仕方ないみたいです。
 
この本によると、
殆ど実りのないように思える作業を延々やらなくてはならない・・・・長期間虐待を受けていた人、記憶が定かでない人は、更に厳しい道のりになる・・・
                                              そうなので。
 
気長に、頑張るしかない。