私は自己評価が低く、自己肯定感が薄く、それが不安定な精神状態の一因になっています。
日常生活で、頑張っていることは沢山あるのに、
「私はそれなりに頑張って、毎日世の片隅でまずまずまっとうに生きている」 と思えない。
原因は、 親の呪い
子どもの時から、親に頑張りをまっとうに評価されて、受け止めてもらって、
「これでいいんだよ！」とメッセージをもらった印象がありません。
実際には、母からは褒められたりもあったのですが。
父・・・自己愛性人格障害という切り口が見つかって、納得。
子どものがんばりも、彼なりに評価していたのです。
でも、いつも、嘲笑交じりの「わっはっは！」でした。
「お前も頑張っているようだな。
まぁ、それなら、この俺に仕えさせてやってもよいぞ。」
そんな感じ。数段低い存在として、あくまでも自分を引き立てる存在としてしか
認めてなかった。
これじゃ、健全な自己肯定感が育つはずありません。
母・・・共感や思いやりがないから、
「子どもががんばって成果を挙げた」 → 「私は満足した。」 で終わり。
言葉では、「良かったね、頑張ったね。」と言うけれど、
こちらの心には響かない。こちらを見ていないから。
子どもとしては、誕生日の時に、「おめでとう！！」とみんなに祝われて、
その時だけは"主役になれる" そんな待遇が欲しかった･･･
私の目を見て、「良かったね！嬉しいね！」と言って欲しかった。
喜びを共有している実感が欲しかった。
褒められている瞬間だけは、私が主体でいたかった。
上手く言葉では説明できませんが、
お使いに行っても、買ってきたものを受け取ったら、形だけの「ありがとう！」
のあとは、無視されてその場に放置されるような･･･そんな感じ？
こちらとしては、一度、自分の働きを受け止めて”ありがとう。ごくろうさま”と
言って欲しかったのに。
基準が厳しくて、頑張っても親の要求にこたえられなかった・・・わけではない。
何をしても、私が自分を肯定できるような反応がなかった
子どもの時の、親の反応だけが私の中にインプットされて、何をどれだけ頑張っても相手にもされない虚しさだけが募っていく。
頑張らないと今度はバカにされたり、怒られたりするから、頑張るしかなかった。
新しい基準を探しに行こう！
他の人より優れていたり、他の人より努力量が多い必要はない。
ただ、「自分は出来るだけのことはやっている。これでいい。この道を行こう。」
そう思えればいい。
「夢をかなえるゾウ」の本にもあったけれど、どこか褒められるところはある。
一日１回は自分を褒めよう～
今日は、夕べの睡眠が浅くてしんどかったけど、
朝５時半に起きてわんこの散歩に行った。
うちに来てくれたら、出来る限り大事にするから、というわんことの約束を
ちゃんと守った。
ホビールームを少し片付けた。
暑い中（ホビールームにはエアコンがない）大汗かきながら、
ぐちゃぐちゃの本棚の本を並べ替えて、ストック食品の賞味期限をチェックした。
沢山洗濯した。
布団を捨てる準備をした。
円高だから、ちょっとドルとユーロを買ってみた。
わんこのフードの整理をした。
うん、頑張った！！
親の呪いの声 母バージョン はこう。
洗濯・・・溜めるからよ。
片付け・・・日頃からやってないからやね。お母さんはちゃんとこまめにやっているから、
急に慌てることはないよ。
散歩・・・自分で飼った犬やけんね。（どんな苦労も当然やること）
子育ては犬の何百倍も大変よ！（私はそれをやり遂げたよ！）
投資・・・まぁ、大損せんけりゃいいけどね。
布団・・・置き場所はないとね！まだ使えるのにもったいない！
近頃の主婦は・・・ぶつぶつ
父バージョンはこう
わっはっは！
（片手間でささっとやれるはずの家事や家政で試行錯誤している私を
蔑んで、優越感に浸り喜んで嘲笑。
父自身が、家事や家政をマスターしているわけでは勿論なく、根拠のない嘲笑）
書いて気付いた。
私の妄想じゃない。
これに似たこと、結婚してからの十数年の間に実際に言われてる！！
妄想やインナーペアレントの声じゃなくて、
実際のトラウマが蘇っていたんだ。
親の呪い声は徹底排除！
頭に浮かんできたら、「あなたは頑張ってるよ！！」って自分に言い聞かせよう。
新しい「声」で呪いを退ける！
