シンプルライフへの遠い道

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自己愛性人格障害者の心の動き

ネットサーフィンをしていたら、自称「自己愛性人格障害者」の方が書いた文章を見つけました。
この方は、自覚もあって、何とかしたいと思っていらっしゃるので、
私の父とは別格ですが、大きな発見がありました。
 
ちょっとしたことでも、相手が自分を特別扱いしないとイライラする。
そのエピソードがいくつかあって、心の動き、やっと想像できました。
 
出てくる心の反応は違うけど、根は同じ、認知や反応のゆがみなんだな~と親近感を持ちました。
 
ちょっと前まで、電車で横に座った人がため息ついたら、
 「私、何か起きに召さないことやりました??」
とどきどきして、居心地悪くなり、何かやらかしていないか必死で確かめ、
(そういうことはない。服のすそに座っていた、などの場合、相手はそれと分かるようにアピールしてくれるわけで、ため息なんかつかない。変なため息は、その人個人の問題。)
そうじゃないと分かっても、緊張したまま・・・
こういう反応が、反射的に起こっていました。
 
私の意志とは関係なく。本当に反射。
 
これと同じで、自己愛性人格障害の人は、「普通の扱い」をされただけで不愉快スイッチはいっちゃうんですね。
 
そういえば、父が「中絶なんかしとらんやろうね」の暴言を吐いたのも、
このイライラのせいだった気が・・・
 
姪の七五三祝いの時は、
  父以外は誰もお酒を飲まず、「お祝い=酔っ払っていい気分」の予定は狂い、
  義兄の家族が7人、姉の家族3人(姉夫婦と姪を除く)で、
          人数が多い義兄家族が中心になって盛り上がって、蚊帳の外。
  お祝いメニューも父の苦手な洋食。
  いつもだと接待会話をする私も、むっつりして無視したまま。
  一週間姪の子守をしたことをアピールしても、義兄の両親にはスルーされ・・・
    (自己愛君なので、他者の為に奉仕するのは、負担になる立派なことなのに、
     スルーされて不満顔でした)
 
 誰にもちやほやされず、お酒もなしじゃ、父は面白くなかったのでしょう。
 で、八つ当たりで出たセリフがあれ。
 
何だか、すんなり納得です。
幼児の癇癪と同じなんですね・・・
 
ずっと、自分に何が起こったんだろう、
どうして親は私に対してああいう言動をするんだろう、  それが知りたかったです。
だいぶ分かってきました。
 
確かに、悪意はない。自覚もない。
だから、益々始末に終えない。